翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

白洲次郎・白洲正子 ー 武相荘折々のくらし (松坂屋美術館)

2023年03月11日 | 美術(その他展覧会含む)

 終戦前後の歴史の表舞台ではかなり重要な働きをした人の、その基ととなった教養や私生活の展覧会を見て来ました。

 英国留学中に乗ったというベントレーの展示が目を引きました。

 同型のものとは思いますが、随分とパワーも有りそうです。後部のガソリンタンクの大きさに少々ビックリが私の感想です。(照明の関係でしょうか、カーペットの色が違って見えました。)

 玄関に掛けられていたと思われる扁額。近衛内閣の司法大臣であった風見章氏の書とありました。今の町田市に居を構えたので、武蔵・相模の境と無愛想をかけて命名した由。

 ↑ ↓ 2人の多分旅行用の衣装と鞄類。実用的な感じではあるが、上質な生地とデザイナーによるものでした。

 ↓ 正子の日常愛用していた品々。

 ↓ 次郎愛用の品の中に双眼鏡がありました。メーカー名は判りませんでしたが、ドライブの時に愛用していたのかも?40×10倍くらいかなと思います。当時としてはかなり高級品だと思います。

 ↓ 私としては一番参考になった展示品。私もこれでいこうと思ったものです。ついでに「墓不用」を追加しようかと思います。