来年度に向けて今から改善! ~自由進度学習にチャレンジ中!~

2022年02月10日 | 日記

現在川北小では,

12月に実施した学校評価アンケートの

保護者や児童,教職員の意見等をもとに

来年度に向けた教育課程の改善を行っています。

 

その中でも

日常の児童の学びについては

どんどんチャレンジして改善を進めています。

上の写真は社会の授業中。

こちらは算数の授業中。

どちらもよく見てみると…

教科書を参考に説明をまとめていく子。

テストに向けてミニプリントをしている子。

タブレット端末で学習内容(情報通信技術がなかったころとある現在との違い)を

調べている子。

自分がまとめた説明を解答例と照らし合わせて確認する子。

お互いまとめたものを見せ合いながら話し合う子。

単元のまとめをする子。

 

同じ時間の授業中ですが,

一人一人学習していることが違いますよね。

 

算数の授業も,

見た感じ一緒の事をしているようですが,

もくもくと学習を進めていく子。

話し合いながら問題を進めていく子。

答えを見ながら〇つけをする子。

すでに学習を終えて振り返りをしている子。

 

これまで教師を中心に一斉に取り組む学習(指導者中心の授業)から

子ども達が自分のペースで計画的に学びを進めていく学習(学習者中心の授業)へ

それがタイトルにもある

「自由進度学習」

です。

 

それって何?

という方もいらっしゃると思いますので

説明しますと

「児童が学びの計画を立て

自分のペースで学習を進めていく活動を通して,

自己調整学習力(自立して学習する力)

を身に付ける学習」

です。

 

なので先ほどの写真のように,

同じ時間の中,

子ども達は取り組んでいる内容は違う

ということになるのです。

 

その間教師は全体を見ながら,

悩んでいる子のサポートや

他の子とつなげて教え合えるように促す

といった調整役をしています。

 

もちろん全体が困っているときは

これまでと同じように

みんなで話し合いながら

学習を進めていきます。

 

なので

みんなで話し合いながら進めるのもよし

もくもくと一人で進めていくのもよしなのです。

 

子ども達は自分で設定した目標に向かって

学びを進めていくことができるので

これまで以上に主体的に学習しているように感じます!

 

今後もどんどん改善を進めていきますよ!