いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

ふくぞう、いきなりのお別れ

2024年05月01日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
我が家の卒業ニャン、ふくぞう


Wキャリアから白血病陰転して譲渡になったラッキーボーイで、

覚えてる方も多いかと思います。



譲渡になり、更に人慣れも進み、

すっかり家猫となって幸せに生活しておりましたが、

突然病魔に襲われ、

先月に虹の橋を渡ってしまいました。












病名は扁平上皮癌。


わかり難い場所にできたためか

里親さんが早めに何度となく病院通いしてくれていましたが…病院で検査してたけど原因がハッキリとせず、

危篤状態になってから病気が判明した感じです。


治療も間に合わず、

1週間ほどの闘病であっという間でした。



わりと頻繁に連絡くださっていた里親さん。

経過もずっと聞いておりました。



あの威嚇だらけだったせいで

我が家に修行に来ることになり

ようやく人に触られるのが慣れてきたかなー(※喜びはしてない)程度の時に見初めてくれた里親さん。


譲渡後はオモチャ遊びをし始め、

ブラッシングの気持ちよさに目覚め、

甘えることを覚え、

人の布団にも乗るようになり、

相方の梨乃にも少しずつ認めてもらい、

着々と家猫の幸せを手に入れていたのをInstagramで拝見していました。
















「甲斐甲斐しく可愛がれば長生きする」なんてことあればいいんですが、

見えない病魔が知らないうちに出てきて防ぎきれない事は実際あるわけで。

何とも言えない気持ちになります。



本当に色々と可愛がって尽くしてくれていたのも知っていますので、

ありがとうとしか言えません。



ふくぞうも、

怖い怖いから楽しい嬉しいになって良かった。


次があったら長生きしようね。



写真は里親さんからいただきました。













↓我が家での思い出ふくぞう。


入居時


ふくぞう - いえねこ修行

ふくぞう - いえねこ修行

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1ヶ月間ハンストしていたふくぞうへの強制給餌


ふくぞう、ハンストと強制給餌 - いえねこ修行

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威勢のわりには手足の置き場のコンパクトさに小心者感が溢れている

私のお気に入りの写真






バイバイ。

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蝉之介、早すぎるお別れ

2023年12月11日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
2年前に譲渡した卒業ニャンの蝉之介。








朝まで元気だったのに

里親が仕事から帰宅したら冷たくなっていたそうです。



元気だったしまだ4才くらいかなーというくらいだったので、

里親さんもかなりショックを受けております。


私もショック。。。



話聞いた感じでは

おそらく無症状の心筋症があって

心臓発作があったのではと思いますが…。




蝉之介は小樽の入舟地区からの保護で

多頭現場で他の猫から虐められていたらしく

怪我してるしパニックになりやすいしで

大丈夫かしらーと心配になった


…事もありましたが


人に慣れてきた頃からは

徐々に調子に乗ってきて周りから浮いてしまい

別の心配がでてきた子でした。




でも人懐こさと個性があったので

人気があって無事卒業。

























その後2匹目も迎えてくれて上手い事相性も合い、

彼女もできました。







まさかの急逝ではありますが…


外時代には人も好きになれず猫仲間には仲間はずれにされていて

楽しかった経験があまりなさそうだったので


里親さん宅では

可愛がられて甘えられて

彼女もできて幸せだったと思います。



蝉之介が初めての猫だった里親さんなので、

予期せぬ初めてのお別れに悲しさは凄いと思いますが、

蝉之介を大事にしてくださり

ありがとうございました。




















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にんにく、サヨナラ

2023年10月27日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
2015年、

我が家に人慣れ訓練にツキネコ経由できたこのお方、





にんにく。


本名はにんにく父さん。



かなり個性的な男で

まさかの記憶力の限界が3日間という特殊能力の持ち主で

撫でて喜んでいるとこまで人慣れしても

3日間触らなかったら完全に野生に返り「生まれてこのかた触られた事ないんですけど!」と

シャーシャーパンチに舞い戻るという、、、


特性を掴むまでは苦労した子でした。



我が家に移動した日の動画
(音量注意)




久々に音付きで我が家で動画流したら

毎回ですけどみんなざわつきました。

ですよね。




保護してその翌年には奇跡的に卒業したものの、

里親様は気を遣ってしばらくそっとしておいたが為その後流血沙汰になったとか。。。( ̄▽ ̄;)

躊躇なく触ってた小さなお子さん(当時)には抱っこはされていたと聞いて

そうなのよ…と複雑な性格を痛感したものでした。



そんな個性豊かなにんにく、

ご家族はすごく可愛がってくれて

あまり譲渡後のお宅にはそこまで何回も行く事はないですが、

にんにくのお家には複数回お呼ばれしてお邪魔させていただきました。

(ご馳走様でした)



卒業後に耳血腫になったけど、

それを乗り越えて楽しくやっていましたが、


譲渡から7年

腎臓を悪くして虹の橋へ。




先月亡くなったのですが、

濃ゆい存在感だったにんにく。

まだ気持ちは落ちつかないと思いますが

お気に入りの写真をいただきましたので

載せさせてもらいます。
























いつも相方のキリ君とべったり。








最初はそれこそ人の事が大っ嫌いだったにんにく。

人に慣れた後も

毎朝、

寝て起きたら半分くらいリセットされるがために

口癖が毎日シャーで

夜にようやく少し甘えてた事思い出していたにんにく。



記憶の構造的に勝手に波瀾万丈になっていただろうと思われますが、

そんな性格に理解ある家族と

仲良しな相方に恵まれて

にんにく的中はベストな生活が送れていたのでは。



家族になっていただき

看取っていただき


ありがとうございました。


コメント (1)
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百恵(百々ちゃん)、お疲れ様

2023年08月02日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
2017年に我が家から卒業した百恵ちゃん。


百々ちゃんと言う新しい名前を貰い

可愛がってもらっていましたが、

体調不良が続き骨髄腫と病院から言われ

通院頑張りましたが治療が難しく

7/20に残念ながら虹の橋を渡りました。








元の飼い主が孤独死し

そのうちに取り残されていた3匹のうちの1匹が百恵ちゃんで、

小樽保健所に一時保護されたものの

かなり荒れていて里親さんが見つからなかったのと、

小樽保健所は猫の保護場所が無いため大きめの犬小屋(扉付き)に入れられていたので

冬は厳しいとなり我が家に来た子でした。



人付き合いも猫付き合いも超絶不器用で

でも寂しがり屋だった百恵ちゃん。



そんな百恵ちゃんを理解してくれる里親さんと家族になり

ゆっくりゆっくり甘えん坊になりました。







猫付き合いもアレコレありましたが





後半はそれも穏やかになってたような。


そんな中の発病。







体調自体は思わしくなくても

保護した前後の「何もかもが不幸」的なオーラを出しまくっていた頃の百恵ちゃんに比べたら

十分幸せだったと思います。


百々ちゃんを家族に迎え見守ってくれてありがとう。









頑張ったね。



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もみじ、お空へ

2023年05月24日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
4年前に保護したもみじ。


わりとすぐにお声がかかり、

半年経たずに卒業した子です。








もみじ - いえねこ修行

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里親さん宅で可愛がられていましたが、

先週に急に亡くなったとご報告を受けました。



ちょうどお口の問題があり

抜歯手術を予約していた時だったので、

その時に発覚したそうです。


脊椎の病気の可能性が大きいと病院で言われたそうですが、

急過ぎて詳しい検査もできなかったそう。



貧血がわかってからあっという間。



美冬とか明美ちゃんの時で経験していますが、

貧血ってジワジワ進むこともありますが、

落ちる時はほんと急にガクッと来るときもありますからね。。。



6歳と言う若くは無い年齢で保護したもみじ。

大人しくて大人しくて大人しくて

我が家にいた時は動いてる姿もあまり見なかったくらい引っ込み思案だった子ですが、

里親さんちでは人に甘えることを覚えて

(先住ちゃんの一部とは相性イマイチだったけども)

ニャン生を謳歌できたのではと思います。





頂いた最近のもみじの写真です。






去勢後からジワジワ小顔化。





仲良くない子がいても

みんなとリビングにいたがったもみじ。


(くっついているのは同じく我が家からの卒業ニャンの小百合さん)























もみじの事たくさん考えてくれた里親さま、

ありがとうございました。





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