『懐かない猫』にも色んなタイプがいますが
みぞれちゃんと白玉は
極度のビビリ。
被害妄想タイプ。
とにかく
「人に見られる」ということに
酷く恐怖を感じるっぽい。
常に
「私、狙われてる…!」と
思ってます。
常に嫌な予感を感じてます。
最初白玉は
ケージの2段目にいても
目線を送るたび下の段のトイレに逃げこんでました。
みぞれちゃんも
目が合うたび逃げます。
このタイプは
軽い状態なら
時間の経過とともに
勝手に視線に慣れてきますが、
酷い子は
時間の経過と共に更に酷くなります。
見れば見るほど
怖がられます。
逃げることに猫側が慣れて
それが当たり前になってしまうと
そりゃもう家庭内野良(幻の猫)一直線です。
我が家のエリ嬢もそのタイプで
どんどん悪化する人嫌い度に悩まされ
いろいろ研究したものです。
(私が初めて関わった人馴れしない猫がエリ嬢)
エリ嬢はとにかく被害妄想が酷く、
一時期は目が合うたびに
「殴られる」「殺される!」と思ってるかのように怯えて
私がリビングにいる間は滅多に出てきませんでした。
エリ嬢の存在が私の夢か幻だったんじゃないか…と
真剣に思ったことも
1度や2度じゃありません(´-ω-`)
それくらい滅多に見かけないうえに気配も消されてました。
(かくれんぼが得意すぎて探しても見つからないし)
なので
研究しまして
なんとかリビングに出てきてもらえるよう
編み出した技
それが
『無視』
簡単なこと…
と感じる方もいるかと思いますが
これがなかなか
徹底しようと思うと難しいもので。
目線は合わせないようにするのはそうなんですが
逆に避けるようにすると変な空気を感じ取られてしまうので
あくまでさり気ない無視。
見ないと言うよりは、
「存在に気づかないふりをする」
「空気のように扱う」のがポイントです。
(ご飯とトイレ掃除以外)
徹底度は
その子のビビリ具合により。
ビビリ度数が高い子は
勘も鋭いので
「邪な心」も消し去る悟りを開く勢いで(*-∀-)ノ゙
(邪心=触りたい・近寄りたい・見たい)
うっかり見たとしても決して凝視はせず
露骨にならないようゆっくり視線を外す。
期間は
出てくるようになるまで。
「あれ?もしかしてもう私のこと狙ってないのかな?」
と感じてもらえたら
少しずつ出てくるようになるかと。
で、
出てくるようになり
安定してきたら
そこから徐々に
視線に慣れるよう
チラチラ見るようにします。
このときも
不自然なチラチラではなく
あくまでナチュラルに。
景色を見るように猫を見る(一点集中しない)。
そんな調子でだいぶん出てくるようになった
みぞれちゃん。
みぞれちゃんの場合猫が好きだもんで、
千代丸に釣られてうっかり出てくるのもあり
助かりました。
千代丸の興味のなさが笑えますw
でもみぞれちゃんは気にしないで猛烈アピール( ´艸`)
(仕事から帰ってきて直ぐなので、背景が乱雑ですが気にしないように…笑)
カメラにも少し慣れてきたかな。
白玉も
被害妄想過多の自意識過剰タイプと思われ
最初は目が合うたびに
動揺→ケージ内でプチパニック。
ケージの横を通ろうものなら
いちいちご飯皿をひっくり返して
ガシャンガシャン音を立てて暴れトイレに逃げ込む。
そんな状態。
最初は無視の期間を数日作りまして、
まだ近くで見ると緊張してる顔ですが
逃げる率が減り
トイレに逃げ込まないだけマシになりました。
遠めで見るぶんには
気にせず
リラックスしてるようです。
いつまでも家庭内野良度が薄まらず
隠れてばかりの猫を飼ってる方は…
特に
「いつ懐いてくれるんだろー」と
ジロジロ見ちゃってる場合は
いっそ
無視することをオススメします。
個性があるので「これで100%OK!」とは断言できませんが。
まぁ一つの方法として( ̄▽ ̄)ノ