目標としていることがあれば、自尊心も捨てられますか?
やりとげさえすれば、その間は何ともありません。14歳の時、テレビにBoAが出ているのを見て、あの子は僕と同い年なのにあそこにいるんだなぁ、僕はどうしてこれを見てるだけなのかって怒りがわいてきました。それで、すぐ写真を撮って、無鉄砲にSMに送って、連絡が来て、オーディションを受けて、練習生になりました。私は今もいい作品があったら、監督さんや作家さんに直接電話するスタイルです。会社もすごく頑張ってくれますけど、本人の意思を表現するほうがもっと良くないですか?「やりたいんですって」と「私、やりたいんです」とでは、全く違いますから。甲乙(主役か脇役か)は別として、役を持てればいいと思います。
その向う見ずな性格と、所属事務所の厳格な管理は相容れないこともあるでしょう。今、こんな正直な姿と、インタビューをする前に質問を検討するマネージャーとは、相反するように見えます。
実際、私は気にしないんです。私の考えと事務所の立場は違うこともありますから。一つのコンセプトでしょう。理解してくれたらと思いますが…こういったことはあります。アイドルは何々をしちゃいけなくて、そういうこと、今は自然ですけど。
「平凡な人生だから大変だ」という俳優のように、20代の経験を制限されることが、これからの演技の発展を難しくしてしまうんじゃありませんか?
演技をしようと思うなら、ほんとにたくさん遊んでみなきゃいけないようだということを言います。そういう部分はとても不足していますね。人生で遊んだ記憶はありません。よくいうナイトクラブを楽しんだことはないですね。悪いからではなくて、それをすることで自分に被害があるかも、そういうことがあるかもとすごく心配になります。これから、もっと遊ばなきゃいけません。正直、私はスキャンダル(が出て)も大丈夫です。すごく早く結婚したくて。1歳でも若い時に子どもたちとたくさん遊んであげたいです。
この生活を続けるなら、簡単ではなさそうです。
そうですか?女性がいるとこの生活を畳まなくちゃ。でも、結婚して、演技したらいけませんか?
いけないなんて。でも、俳優が早く結婚するのは楽な決断ではなさそうです。30歳以前だと、ちょっと早いと思います。
私はきっぱりその時にしたいです。30歳か31歳とか、除隊してすぐ。
いっそうこの2年が重要ですね。俳優は自分の努力も重要ですが、けっこく、いい作品やそれを作る監督が重要なことが多いでしょう。どんな監督があなたを変化させてくれるでしょうか。
今、私を変えてくれたのは、パク・ギュミンさんです。これからも私をもっとも変えてくださると思います。パク先生とご一緒したその場面すべてが大事です。あえて、監督をあげるとして、誰をあげるべきか漠然としています。まだ、監督さんたちのことをよくわからなくて。
俳優コ・ジュンサンさんは、インタビューする度にオン・サンス監督の映画に出演したいと言っていました。そして結局そうなりましたね。
そういうやり方は、やや私のスタイルでもありますが、あえて、一人だけ選ばなきゃいけないというなら、キム・ジウン監督、ノワール映画をやってみたいので〈甘い人生〉が最高だと思います。
ミュージカルはどうですか?いつも歌っている歌も演技もしたいようなので。
はは。私、歌はうまくないです。最近スーパースターKを見ると、歌のうまい天才がすごく多かったんですよ。
俳優業も本当にやりたいんですね。
映画を本当にやりたいです。かっこいい役じゃなくて、チャ・テヒョンさんがやっていたロマンティックコメディのような映画もいいです。私じゃなくて、シウォンも壊れた役をしてみたらいいと思います。シウォンが〈GHOST HOUSE(鬼神が住んでいる)〉みたいな映画で演技したら最高じゃないですか?
ドンへがやったら?
似合いますか?
===終わり===
おまけ:GHOST HOUSEは、お化けが住んでいた家で巻き起こるコメディらしいです。決してホラーではなく。(ざっくりしすぎ)
シウォンの顔立ちからして、似合いそう(笑)
勉強がてらの訳なので、自分が気になったところは先生に聞いたけど、違うところもあるかもしれないです。
読んでみて、嘘じゃん!って思うとこもあるけど、ホントの気持ちかもねって思うことも.