レクィエム2
私たちより先に永遠の岸に旅立ったお前が
くらい海をたったひとり渡っていくのに迷わないよう
くらい海をたったひとり渡っていくのに迷わないよう
天上の星々がいつも明るく輝いてほしい
かくれんぼはとっくに終わったのに
お前があんまり上手に隠れるものだから
父さんも母さんもお前を見つけることができずに
途方にくれて迷子のように立ちすくんでいる
私たちがここにいて お前がここにいない
覚めない夢がいつまでもわだかまっている
夕陽が沈むあの山並みの向こうに行けば
お前に会うことができるだろうか
水平線を越えて行くあの船に乗れば
お前がいるかもしれない国にたどりつけるだろうか
ああ 鳥の群れが大空を渡っていく
その一番後ろを遅れがちに飛んでいく鳥が
ひょっとしてお前の生まれ変わりだったら
できるなら鳥になってついて行きたい
けれど それはかなわぬ願い
・・・飛びたちかねつ 鳥にしあらねば
いのちはどこから来てどこに帰っていくのか
体がなくなりたましいだけになったいのちは
すきとおる青い空をつきぬけて
はるかな高みに昇っていくのだろうか
夜になると無数の星々のささやきが
静かにひっそりと聞こえてくる
遠い波のさざめきのように聞こえてくる
流れ星がひとすじ地上に向かって落ちる
どこかでまた新しいいのちが生まれたのだろうか
父さんも母さんもお前を見つけることができずに
途方にくれて迷子のように立ちすくんでいる
私たちがここにいて お前がここにいない
覚めない夢がいつまでもわだかまっている
夕陽が沈むあの山並みの向こうに行けば
お前に会うことができるだろうか
水平線を越えて行くあの船に乗れば
お前がいるかもしれない国にたどりつけるだろうか
ああ 鳥の群れが大空を渡っていく
その一番後ろを遅れがちに飛んでいく鳥が
ひょっとしてお前の生まれ変わりだったら
できるなら鳥になってついて行きたい
けれど それはかなわぬ願い
・・・飛びたちかねつ 鳥にしあらねば
いのちはどこから来てどこに帰っていくのか
体がなくなりたましいだけになったいのちは
すきとおる青い空をつきぬけて
はるかな高みに昇っていくのだろうか
夜になると無数の星々のささやきが
静かにひっそりと聞こえてくる
遠い波のさざめきのように聞こえてくる
流れ星がひとすじ地上に向かって落ちる
どこかでまた新しいいのちが生まれたのだろうか
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