かつて銀昆で…

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2023-03-14 14:52:15 | 日記

小高い山へ写真撮影にいく準備をしていて、一緒に行きたいという人が何人か集まってしまった。
まあ、ええけど、と思いながら、
カメラ会社から借りたとおぼしき一眼レフの重たいカメラ(ボディもレンズもホワイト)を持って、
登山口の神社の境内に行くと、山歩きの恰好をした男女が数名いる。
「この人たちかな?」と思っていると、普段着の男が声を掛けてきた。
20年以上前、あるところで知り合ったという。
おれはよく覚えていないのだが、男はなつかしそうにあれこれと話しかけてくる。
おれが今から出かける旨を伝えると、圧縮されたタオルのようなものを差し出してきた。
受け取るとそこには聞いたことのない銀行名と男の名前が印刷されている。
男は銀行の営業員で、この圧縮タオルは景品か何かだろう。
今から山に登るのでタオルは便利かなと受け取ってしまう。

男と別れて周囲を見渡すと、誰もいない。
あれ?おれを置いて出発してしまったのかな?と思うが、その方がいいかもしれないと思う。
だが、気が付くとカメラ一式が消えている。
置いた場所は自分のすぐ横だったのに、見事に霧散している。
少し向こうにカメラ会社の男がぼんやり立っていて、
もしかしたら彼が保管しているのかと近寄っていくと、その男は一軒の家に入って行ってしまった。
そこはアパートで、おれは玄関に入るが、いくつもの部屋がつづいていて、
男がどこのドアに入ったのか見失ってしまった。
仕方がなく表に出て電話をしようとザックの中に手を入れるが、これまた携帯電話まで失っている。
困るなぁ~連絡できないやんけ。
そう思いながら歩いている。
 
山に行くはずがなぜか住宅街の中の道を歩いていて、二階建ての平凡な家々がつづいている。
そのうちの一軒は見覚えがあって、とある芸能人が弟子たちと一緒に暮らしていた家だ。
だが、今は用事もない。
 
おかしいなぁ、スマホどこでなくしんたんやろ……と思いながら歩いているが、
なんか少し気持ちが明るいのだ。
夢の中で、スマホ及び情報にからめとられている現代人の悲哀、
なんてことを考えていて、今まさにおれはその状態だと思い、
笑いそうになったところで目が覚めた。
 
今朝の夢の話でした。