先日久しぶりに皇居ランをした話を書きましたが・・・、
私がランのスタート地点にしている和気清麻呂像から走り始めてすぐ、東京国立近代美術館が見えてきます。
この美術館で現在「隈研吾展・新しい公共性をつくるためのネコの5原則」を開催しているとのことで、観に行ってきました。
隈研吾さんといえば、最近では新国立競技場の設計者として世界中に知れ渡りましたが・・・。
↑国立競技場を観に行った話は、また次回書きますね。
高輪ゲートウェイ駅の設計や、
先日訪れた、丸の内・KITTEのガラス天井の吹き抜けの広場(アトリウム)の設計も隈研吾さんです。
隈さんの建築は、木材などの日本古来の素材を活かした「和」のデザインが印象的ですね。
今回の展示では、公共性が高い建築68件を「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」という5原則に分類して紹介しています。
以下、順番ぐちゃぐちゃで写真を載せちゃいますが・・・。
高輪ゲートウェイ駅の模型。実際の駅を見て感動ひとしおだったので、模型を見てわぁ~!!っとときめきました。
国立競技場もね。模型を見るとやっぱり感動!
スタジアム外周の木製の軒庇が特徴の国立競技場。
木材は47都道府県から調達し、一番北側部分に北海道、南端には沖縄と、方位に応じて地域順に並べてあるんだそう。
いつか競技場の中に入ってみた~い!
以前息子が見学に行ってデザインに感動したという、東京工業大学の国際交流・学生支援施設〈Hisao & Hiroko Taki Plaza〉。
「大阪新歌舞伎座」の跡地に伝統を継承する形で建設された「ホテルロイヤルクラシック大阪」。
いや~、この建物めちゃくちゃかっこいい! 泊まってみた~い
隈さんは、国内だけでなく海外の図書館や美術館の設計も多数手がけられてるってことを、お恥ずかしながら初めて知りました。
オーストラリア・シドニーの「ダーリング・エクスチェンジ図書館」。
細長木材をふんだんに使っているところは「ザ・隈さん」って感じですが、木製スパイラルってすごい発想ですね。
素人目には、このフリーハンドみたいな曲線が大きな建築物に採用できるのか?耐久性は大丈夫なのか?なんて思ってしまいますが、そこはさすが巨匠です。
このほかにもた~くさんの興味深い建物が紹介されているので、興味があったら是非!
9月26日までやってます。
ちなみに・・・、
コロナ禍になって初めて美術館に行きましたが、館内で会話をしている人が1人もいなかったのが好印象でした。
先日訪れたインターメディアテクもそうでしたが、来館者が無言でだれも展示物に触らない状態なら、コロナに感染する確率は限りなくゼロに近いと思います。
イベントやアミューズメントを同じものとして一律に規制するのではなく、もっと細かくランク分けできないんでしょうか。
少なくても、先日問題になった野外フェスとはまったくの別物だと思うのだけど・・・
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