新しい職場が皇居の近くということで、休日に街探検を始めて3ヵ月半。
今までどのくらい行ったかな?と日記で確認してみると、なんと! 11回も行ってました。
10日に一度のペースじゃないの~ でもまだまだ知らないことがいっぱい
今回は「パート10」のレポートです このブログは備忘録も兼ねているので・・・、飽きてきた方ごめんなさい。
千代田区在住の友達が自転車で観光案内をしてくれるというので、シェアサイクルを利用しました。
千代田区のシェアサイクル。その名も「ちよくる」。
最近よく来る、東京駅丸の内駅舎からスタート。いつ見てもカッコいいし、威厳がある~。
東京駅については、以前書いた探検レポートをご覧くださいね~。
まず訪れたのが、大手町の読売新聞本社前。
読売新聞社といえば、毎年年始のイベントで注目される場所ですが、わかりますか?
そう、箱根駅伝のスタート&ゴールで有名な場所ですね。
こちらは「絆」の像。
そのお隣には・・・、
歴代の優勝校のプレートが貼られています。
沿道に引かれたスタートライン(ラインの延長上の道路)から箱根駅伝がスタート。
↑ラインの横には、江戸時代に歌川広重が描いた浮世絵「東海道五十三次」の陶板画が置かれています。
今は普通の道なのに、お正月になると日本中が注目する場所!って思うとめちゃおもしろい。
来年の箱根駅伝がますます楽しみだ~。
高層ビル群を走り、日本橋川を渡ると神田エリア。急に下町っぽくなってきました。
その先、神田川にかかる橋が歴史ある「万世橋」です。
橋の向こうは、秋葉原の電気街。
JR中央線の神田駅と御茶ノ水駅間のこの地に、むか~しむかし「万世橋駅」(明治45年完成)があったそう。
赤レンガ造りのおっきくてカッコいい駅舎でしたが(東京駅と同じ設計者)、大正時代に近くに東京駅や神田駅・秋葉原駅ができ、さらに関東大震災で駅舎が焼失したこともあり、昭和18年に休止になりました。
↑こちら、旧万世橋駅のジオラマ。
2013年には、旧駅舎を遺構して「mAAch ecute(マーチエキュート) 神田万世橋」がオープンしました。
お隣り同士壁がなく繋がっているお店、オシャレ~!
このあと御茶ノ水を経由して南下し、神保町へ。
腹が減っては戦はできぬ~。ということで、たい焼きで糖分補給。
まぁるいたい焼きがかわいい
このあと靖国通りを西へ走ると・・・、
お馴染み、神保町古書店街。
その先、九段下の交差点を左折するとすぐに千代田区役所が見えてきます。
エントランスの近くにひっそりと建っている石碑をみると・・・、
「大隈重信侯 雉子橋邸跡」と書いてあります。
皇居の近くにお住まいだったんですね~。
先ほどの九段下の交差点に戻り、靖国通りを西に少し行くと・・・、
最近よく訪れる「靖國神社」にやって来ました。
中門鳥居の横の立て札に「下乗」(乗り物から降りる)って書いてあるの見えますか?
大鳥居から中門鳥居までは自転車で行けるなんて知らなかったよ~。
靖國神社は参道が長くて徒歩5分くらいかかるから、急いで参拝したい方には便利かも。
神社のすぐ近くには、桜の名所として有名な千鳥ヶ淵があります。
ここから小さく東京タワーが見えるのは知ってましたが・・・。
左を向くと、大山巌像とビルのすき間に、すっぽり収まるようにスカイツリーが見えるなんて初耳!
お次は、千鳥ヶ淵に隣接する北の丸公園(写真を撮り忘れたので、秋に撮った写真を採用)。
公園入口にある田安門は寛永13年(1636年)のもので、現存する旧江戸城建築遺構のうちで最古だそう。
国の重要文化財に指定されています。
この門も自転車で通ることができるなんてビックリ~!
門をくぐるとすぐに、日本武道館が見えてきます。
北の丸公園は結構広いので、自転車が使えるとめちゃ便利。
ちなみに、公園内には「東京の気象観測地(露場)」があります。
自転車をスイスイ漕いでいくと、あっという間に皇居の「乾門」が見えてきました。
皇居の周りにはたくさんの門がありますが、この乾門は一般開放していません。
新年一般参賀、桜の開花期、秋の紅葉の時期に行われる「皇居乾通り一般公開」の出入り口として使われるのみで、私も通ったのは一度だけです。
ここから半蔵門→三宅坂と走らせ、国会議事堂へやってきました。
ここも外観だけは何度も見ているのだけど、中の見学は小学校の修学旅行以来だわ。
近いうちに大人の遠足で来なくては、笑笑。
潮見坂(国会通り)を日比谷方面へ下りると、日比谷公園に到着。
公園内も自転車が漕げるんですね、わ~い!
昭和4年(1919年)に建てられた、歴史ある「日比谷公会堂」。
耐震性に問題があり2016年から休館していますが、改修着工の見通しは立っていないそう。
ラストは、大手町の「丸ビル」で。
こちら、旧丸ビル(1928年竣工)の基礎として使用されていた5,000本以上の松杭(13.5メートル~15メートル)のうちの1本。新しい丸ビルのエントランスに埋め込まれています。
ビルの解体時に地下から引き抜かれた時、松杭は腐ったり虫に喰われておらず当時のままだったそう。
その横に垂直に建っているのはブロンズ製のレプリカ。めちゃめちゃ高い~~!!!
よく見ると、保存されたオリジナル松には丸ビル竣工の1923年から解体までの2000年の年が刻まれていて、
レプリカには、新丸ビル竣工の2002年から未来にかけての2100年までが刻まれています。
近代ビルの先駆者である丸ビルからの、過去から未来に向けたメッセージが伝わってくるようです。
自転車探検、めちゃおもしろかった~。
近場を10回街探検しても、まだまだ新しい発見があるからやめられない。
ってことで、次回も神保町・淡路町・御茶ノ水あたりの街探検です(神保町は見どころ満載でキリがない)。
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