街中の壁に突如描かれるメッセージ性強めのアート。
芸術なのか、はたまたグラフィティ(落書き)か・・・。
2018年、落札された絵が突如シュレッダーで裁断されるという事件で一躍時の人となった、イギリスのストリートアーティスト「バンクシー」の美術展、「バンクシーって誰?展」に行ってきました。
会場は、今やすっかりアートなオシャレタウンとなった天王洲アイルの寺田倉庫。
天王洲アイルは、倉庫の壁にストリートアートが描かれたりして、バンクシー展との相性バツグンです。
東急大井町線大井町駅から3キロほどジョギングして会場に到着。
ランニングウェアで芸術鑑賞しちゃいました(コロナ以降、私のユニフォームはジャージです、笑笑)。
さあ、始まります。
俳優・中村倫也さんによる音声ガイドは有料ですが、なんてったって声質もいいし、ぜひご利用をおすすめします。
入場していきなり現れたのは、いかにも「ロンドンの下町!」風なストリートアート(これぞグラフィティ。いや、日本語の「落書き」がぴったり!)。
町のワンシーンをそのまま切り取って来たみたい。
こちらの坂道の家なんて、まるで映画のセットのようです。
おばあさんのくしゃみで家が傾いたかのように見える、遊び心のある作品。
本物の電話ボックスの奥に、通話内容を盗聴している諜報員の姿。
国家の監視活動を批判したものだと考えられているそう。
あぃたたた~
実際に道路に設置されている消火栓を、ハンマーでたたき割ろうとしている少年。
シュレッダー事件で一躍脚光を浴びた「風船と少女」。
このあとだれかが、「THERE IS ALWAYS HOPE(いつだって希望がある)」と書き加えたとのこと(壁の右上)。
グラフィティにグラフィティの上書きをして、作品の意味まで変わってくるという・・・。
おもしろいですね。
ほかにも興味深い作品がたくさんありましたが、これから行く方のためにこのくらいにしておきます。
行ってよかった~。めちゃオススメ
「バンクシーって誰?展」を観終わって、ちょっとだけわかったようなわからないような・・・。
強烈なメッセージ性を持つ人だってことはわかりました。
でもさ、街は人で溢れているし辺りは監視カメラばかりだというのに、人知れず描けるものなの?
そして一番気になっているのは、バンクシー展の売上げ金はバンクシーのところに入るのかってこと。
そもそも、バンクシー本人は美術展をやるってこと自体許可してるのかな?
ナゾが多すぎ~。だから余計に惹かれるのかしらね。
オマケ。
帰りに寄ったカフェもオシャレでした~。
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