Kazun's showcase

handmade Kazun'の作品紹介 & 日々のあれこれを綴っています。

バンクシー展と天王洲アイル

2021年10月29日 | kazun's おでかけ

街中の壁に突如描かれるメッセージ性強めのアート。

芸術なのか、はたまたグラフィティ(落書き)か・・・。

2018年、落札された絵が突如シュレッダーで裁断されるという事件で一躍時の人となった、イギリスのストリートアーティスト「バンクシー」の美術展、「バンクシーって誰?展」に行ってきました。

 

会場は、今やすっかりアートなオシャレタウンとなった天王洲アイルの寺田倉庫。

天王洲アイルは、倉庫の壁にストリートアートが描かれたりして、バンクシー展との相性バツグンです。

 

東急大井町線大井町駅から3キロほどジョギングして会場に到着。

ランニングウェアで芸術鑑賞しちゃいました(コロナ以降、私のユニフォームはジャージです、笑笑)。

 

さあ、始まります。

俳優・中村倫也さんによる音声ガイドは有料ですが、なんてったって声質もいいし、ぜひご利用をおすすめします。

 

入場していきなり現れたのは、いかにも「ロンドンの下町!」風なストリートアート(これぞグラフィティ。いや、日本語の「落書き」がぴったり!)。

町のワンシーンをそのまま切り取って来たみたい。

 

こちらの坂道の家なんて、まるで映画のセットのようです。

おばあさんのくしゃみで家が傾いたかのように見える、遊び心のある作品。

 

本物の電話ボックスの奥に、通話内容を盗聴している諜報員の姿。

国家の監視活動を批判したものだと考えられているそう。

 

あぃたたた~

実際に道路に設置されている消火栓を、ハンマーでたたき割ろうとしている少年。

 

シュレッダー事件で一躍脚光を浴びた「風船と少女」。

このあとだれかが、「THERE IS ALWAYS HOPE(いつだって希望がある)」と書き加えたとのこと(壁の右上)。

グラフィティにグラフィティの上書きをして、作品の意味まで変わってくるという・・・。

おもしろいですね。

 

ほかにも興味深い作品がたくさんありましたが、これから行く方のためにこのくらいにしておきます。

行ってよかった~。めちゃオススメ

 

「バンクシーって誰?展」を観終わって、ちょっとだけわかったようなわからないような・・・。

強烈なメッセージ性を持つ人だってことはわかりました。

でもさ、街は人で溢れているし辺りは監視カメラばかりだというのに、人知れず描けるものなの?

 

そして一番気になっているのは、バンクシー展の売上げ金はバンクシーのところに入るのかってこと。

そもそも、バンクシー本人は美術展をやるってこと自体許可してるのかな?

ナゾが多すぎ~。だから余計に惹かれるのかしらね。

 

オマケ。

帰りに寄ったカフェもオシャレでした~。

 

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