すでに終わっているんですが、大阪歴史博物館 『特集展示「銀行重役のコレクション-京・大坂の近世絵画を中心に-」 』も面白かった。
「寿老人図 森一鳳筆 」
HP→「近代の大阪は、日本を代表する商工業都市として財閥や大企業の本拠地となりました。それらを率いた人々のうちには日本美術の愛好者や収集家がいました。大阪にあった山口銀行などを経営した山口財閥の山口吉郎兵衛もそのひとりで、重役として彼を支えた人物に西田永助がいます。
当館では、その西田家に伝来した絵画を収蔵しており、近代大阪における豊かな暮らしを彩った絵画がどのようなものであったのかを知ることができます。その大半は、江戸時代後期から明治時代にかけての大坂(阪)や京都で活躍した画家の作品で、四季折々の情景を描いた花鳥画です。作者は大坂の森一鳳や西山完瑛、京都の松村景文や森寛斎ら、写実を基本にした穏やかな自然物の描写を得意とした人たちです。
西田家旧蔵品の絵画を通じて、当時の人々の絵画に対する好み、また優れた技量を持ちながらも、今では顧みられることが少ない画家について知っていただく機会となれば幸いです。」
www.mus-his.city.osaka.jp/news/2022/bank_collection.html