昭和41年に発行された大和郡山市史。文芸編は天理大助教授植谷元氏。「郡山の文芸で・・俳諧が最も盛んに行われた」「俳諧」に続いて「狂歌」の項目の中で「5,詮 海と木白」がある。詮 海は稗田常楽寺の僧。木白は赤膚焼の陶工。たしかに、江戸日記でも歌を詠んでいる。市史では現在個人蔵(当時は松田正柏氏蔵)の「浮世のゆめ」が紹介されている。「仁義をばすてなわすれな我が心大事にかけよ弥陀の本願」など・・。狂歌の紹介は大和文華館特別展・レスコロヴィツチコレクションの摺物展でたくさん紹介されて、図録にも解説があるので、少しずつ読んでいくわ・・。
写真は北斎「馬尽 相馬焼」文政5年(1822)秋長堂門の狂歌。


