正倉院展のあと春日大社国宝殿特別展「芸能の美・杜園の心ー奈良近代彫刻の名匠 森川杜園生誕200年にちなんでー」展を拝見。
名品が展示されています。春日大社の「生玉伏白鹿座像」「福の神」(11/4まで)「武内宿禰」「後高砂」高円宮妃殿下ご所蔵の根付、自宅の舞台にあった鏡板は初めて拝見。小平市の平櫛田中が杜園のコレクションを32点していて11月15日まで小平市平櫛田中彫刻美術館で公開中だそうです。
森川杜園は生誕200年、赤膚焼の陶工奥田木白は生誕220年。本来は県立美術館でやらなくてはいけない展覧会ですね。杜園展は県美で数回していますが、木白は一度もされていません。
館のHPから→「今年は春日大社の芸能の保存にも力を尽くした近代彫刻の名匠森川杜園生誕200年にあたります。春日大社ではこれを記念し、先年寄贈された旧森川杜園邸の能舞台の鏡板を保存修理し、初公開するとともに、杜園の木彫作品や絵画などの名品を公開します。
杜園の芸術はまさに春日大社の祭礼を母体として生み出されました。杜園が心を注いだ芸能にまつわる作品をその美の源泉となった芸能の装束や仮面とともに展示いたします。
またそもそも杜園作品が春日若宮おん祭の杯台や田楽花笠の奈良人形に出発することを絵巻や祭器具によって示します。
さらに杜園が生涯のテーマとした春日神鹿については、初期の力作から円熟期の名品まで多くを集め、国宝殿に杜園の鹿の苑が誕生します。
響きあう春日大社の芸能と杜園作品の美にご注目ください。 」
杜園の芸術はまさに春日大社の祭礼を母体として生み出されました。杜園が心を注いだ芸能にまつわる作品をその美の源泉となった芸能の装束や仮面とともに展示いたします。
またそもそも杜園作品が春日若宮おん祭の杯台や田楽花笠の奈良人形に出発することを絵巻や祭器具によって示します。
さらに杜園が生涯のテーマとした春日神鹿については、初期の力作から円熟期の名品まで多くを集め、国宝殿に杜園の鹿の苑が誕生します。
響きあう春日大社の芸能と杜園作品の美にご注目ください。 」