私は、小学校から社会人までバレーボールしていた。その後は、自分の仕事はスポーツとは無縁だが、自分の仕事のスキルを活かして、バレーボールとかかわっている。
アフターファイブ、あとは、年に数回、本格的にバレーボールのあるチームとかかわっている。
正直自分で自分のことをバレーボール馬鹿。と思っているが、後悔は無い。
息子は、現在高校1年生。
小学2年生から、週一回のバレーボール教室。
小学4年生からは、自ら少年団に入ることを希望し、小学6年生の時は、キャプテンでスパイカー、全国大会に出場。
中学生のころは、残念ながら所属チームで全国大会には行けなかったが、都道府県大会では、1~3位をとり続けた。
私と家内はあまり身長は高くないが、スポーツ栄養学やスポーツ医学を勉強して、何とか180㎝に到達。
しかしスパイカーとして、全国大会を狙うには背が低い。
中学2年生の時に、180㎝を越える選手が2名と、170㎝くらいだが、1mを越えるジャンプ力の選手が同じチームにいたため、
オーバーハンドパスが一番上手な息子がセッターに抜擢された。
180㎝のあまり背の高くないスパイカーが、いきなり、高身長セッターとして注目され、都道府県選抜選手に抜擢。
そしたら、複数の高校から声がかかり、今の学校を選択し現在に至る。今の学校は、息子の代が創部になっているので、先輩はいない。
そこも大きなメリットだったが、強化指定部活動(全国大会を狙う)をしながら勉強をするという、特進コースが息子の入学の時に出来た。
男として、勉強はしておいてほしい。勉強をする時期には旬がある。大人になってからでも出来るが、人生のコースを設定する時、
若いころにしておかなければならない。なので、スポーツだけの推薦で進学するのは子供には望んでいなかった。
しかし、複数の高校から推薦が来たとき、現在都道府県レベルで一番強いところから声がかかった。かなり本人も家内も心がぐらついたようだ。
声がかかった学校のメリットとデメリットを紙に書きだしなさい。と息子に言ったら、
一番強いところの学校は「ネームバリューがある」と書いていた。
「男なら、先輩方が作ったネームバリューにのっかるのではなくて、自分で作り上げたほうがカッコいいのではないか」と息子に話したら、理解してくれた様子で、
今の学校を選択するに至った。
さて、久々に会うとバレーボールの話が多い。
今回は、セッターの話だ。
私の時代は、Aクイックを中心に相手のミドルを中央にひきつけ、セッターはボールを持ち気味にしてブロッカーをかわす。と習った。
これには結構な弱点があって、Aクイックは、きれいにセッターにボールが返球されないと使えない。なので、一本目がきれいに返球されないと、
相手のミドルは楽になる。特に、ボールを持ち気味になるセッターの場合は、二段トス(ハイセット)の時は、どこにボールが上がるかわかりやすくなる。
この様なチームは、もし試合に負けたら、いつも同じセリフが飛び交う。「一本目がセッターに帰らなかったから負けた」
私と息子は、「Bクイックとライトの低いトスをメインに試合を組み立てる」というのが理想だと思っている。
Bクイックを軸にするとメリットは、
一本目がネットから離れていても使える。なので、一本目が調子が悪くても全く問題ない。
Bクイックをライトをメインにすると、相手のミドルの移動量がライト側に多くなる。これが、ブロックを遅らせる大きな戦略になる。
むしろ、一本目が悪いほうが、相手のブロックは惑わせる可能性が高くなるのがいい。
この考え方、先日地元では超有名なプレーヤーが現代のバレーボールの戦略を私に雑談してくれたんだけど、同じ話をしてくれた。
息子がプロになって全日本に入って。というのは考えにくいと思うけど、将来指導者になりたいらしいので、地元の選手から、
超一流の選手まで教えられる指導者になってほしい。
いつも話題は一緒。だけど、毎回毎回新鮮な感じで同じ話をするんだよね。これが楽しい。
早くコロナが解決して、試合会場で息子の成長を見たい。
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