以前よりちょこちょこ【名探偵ポワロ】を観ております。
あのオープニングBGMって良いですよね。
民放のチャカチャカした国産ドラマには決して出せない落ち着きです。
正にオトナのオトコが観られる作品。
さて【名探偵ポワロ】の何が良いかというと、やはりエルキュール・ポワロのファッションです。
『几帳面が服を着て歩いている』といった感は、同じく几帳面な僕にぴったり。
こまごましたファッションギミックも実に楽しい。
彼の物腰も相まって『あ~、本物の紳士ってこんな感じなのだろうな~』と思います。
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名探偵ポワロの巻。
一方、昨日公開『007 スペクター』も前評判は上々です。
007シリーズといえば、アクションはもちろんの事、紳士然としたジェームズ・ボンドのたたずまいが魅力。
現在、ボンドを演じているのはダニエル・クレイグ。
なんと僕と同い歳です。
この重みの差は一体何なんでしょう。
かたや女王陛下をエスコート、かたやベロベロでスナックで喧嘩…。
情けない…。
でもボンドも、Mの事を『クソババア』って発言してましたけどね。
過去の関連記事。
007の巻。
お酒の巻、みたび。
ポワロもボンドも、いずれも英国が舞台。
英国という国・倫敦という街が紳士を作り上げるのでしょうか。
確かに21世紀の現在でも、厳格で重厚な建築に囲まれて生活をしていれば、自ずと紳士になれそうではありますな。
だったら今すぐ倫敦に行かなきゃ。
こんな軽薄な建築ばかりのトーキョーにいたら駄目なオトコになっちゃう!
すっかり英語も出来なくなったけどね。
僕も来年49歳。
いい加減落ち着きを醸し出したいものです。
どうしたら【紳士】というモノになれるのか…、今後じっくり考察を重ねていきたいと思います。
ま、まずはお酒飲んでベロベロになるのを止めないとね。
そこは分かっています。痛いほど。
『士官である前に、まず紳士であれ』アーチボルド・ルシアス・ダグラス(英国の軍人・1842~1913)