荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

三億円事件の巻、よたび。

2015年12月10日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




過去の記事。
三億円事件の巻。
三億円事件の巻、ふたたび。
三億円事件の巻、みたび。

昭和の未解決事件の筆頭と言えば、やはり【三億円事件】でありましょう。

なんと本日12月10日で47年を数えました。

もちろん、とっくに時効になっております。

さて、僕はいわゆる【事件モノ】のドキュメンタリー番組が好きです。

ま、好きってぇといささか語弊はありますが。

それにしても、今年も三億円事件関連のドキュメンタリーやドラマはなさそうです。

実に残念ですが仕方ありません。

『新事実が浮かび上がった』っつったって今更感は拭えませんからねぇ。

関係者も多くの方々が鬼籍に入った事でしょうし。

こうして、稀代の大事件も、昭和の遠くに埋もれてしまうのでしょうか。



犯人は分かっておりますが、問題は肝腎の三億円の行方。

少年Sの父親が三億円を焼いた、と聞きますが、どうも納得がいかないんです。

ひょっとしたら少年Sの父親が警視庁に三億円を返納したのかな、とも思いました。

その代わりに全てを不問に付す、と。

そして警視庁は名刑事・平塚八兵衛までを巻き込んだ一大芝居をうち、時効に向かうレールを敷いた…。



う~ん。2015年末の僕の推理は以上となります



『ぼくは当てずっぽうは決してやらない。あれは癖になると大変だ、推理力がだめになってしまうからね』アーサー・コナン・ドイル(英国の作家・1859~1930)

<追記>この事件が、府中刑務所の北側道路で発生したのは、皆さんご存知だと思うのですが、当時、府中刑務所には稀代の強姦魔・大久保清が収監されておりました。