過去の記事。
三億円事件の巻。
三億円事件の巻、ふたたび。
三億円事件の巻、みたび。
昭和の未解決事件の筆頭と言えば、やはり【三億円事件】でありましょう。
なんと本日12月10日で47年を数えました。
もちろん、とっくに時効になっております。
さて、僕はいわゆる【事件モノ】のドキュメンタリー番組が好きです。
ま、好きってぇといささか語弊はありますが。
それにしても、今年も三億円事件関連のドキュメンタリーやドラマはなさそうです。
実に残念ですが仕方ありません。
『新事実が浮かび上がった』っつったって今更感は拭えませんからねぇ。
関係者も多くの方々が鬼籍に入った事でしょうし。
こうして、稀代の大事件も、昭和の遠くに埋もれてしまうのでしょうか。
犯人は分かっておりますが、問題は肝腎の三億円の行方。
少年Sの父親が三億円を焼いた、と聞きますが、どうも納得がいかないんです。
ひょっとしたら少年Sの父親が警視庁に三億円を返納したのかな、とも思いました。
その代わりに全てを不問に付す、と。
そして警視庁は名刑事・平塚八兵衛までを巻き込んだ一大芝居をうち、時効に向かうレールを敷いた…。
う~ん。2015年末の僕の推理は以上となります
『ぼくは当てずっぽうは決してやらない。あれは癖になると大変だ、推理力がだめになってしまうからね』アーサー・コナン・ドイル(英国の作家・1859~1930)
<追記>この事件が、府中刑務所の北側道路で発生したのは、皆さんご存知だと思うのですが、当時、府中刑務所には稀代の強姦魔・大久保清が収監されておりました。