荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

民泊の巻。

2015年12月13日 | 日毎ニュースに正義の理想を




【民泊】なる言葉を耳にしたのは、東京12チャンネルの【田舎に泊まろう!】だったでしょうか。

あ、テレ東か。

【田舎に~】は好きで、よく視聴しておりました。

ちょいと落ち目の芸能人が田舎をフラフラ歩ってフツーの人家と交渉し、いろいろありつつも宿泊、翌日は【一宿一飯の恩義】とかいってお礼をし、涙々のお別れ…、といった内容。

もちろん、ヤラセです。

無名の僕がおんなじ事をしても、だ~れも泊めちゃくれません。

田舎モンは猜疑心・警戒心が異様に強いですから。

『ヨソモノ~!』とか言われちゃいます。

そういう意味では、トーキョーの方がヒトはフランクで優しいと思います。

田舎モンが優しいだの、暖ったかいだの、おおらかだのは、魂を病み、生活に疲弊しきった都会人の幻想でしかありません。



さて、今回における【民泊】の意味はちょいと違います。

もうウンコまみれ並みに汚れちゃった東京パクリンピック開催時に、宿泊施設が絶望的に足りない!…じゃあ【民泊】させりゃあいいじゃん、って意味。

そしたらさっそく場末区、いや大田区が条例案を可決させちゃった、と。

過去の記事。
下町の巻。

それ続け~!とばかりに、次は杉並区が条例制定を目指しているそうであります。



つくづく、ホントにこの国が心の底から嫌になりました。

政治屋・役人は手前ぇらの利権だけのために誘致したものの、な~んにもやらねぇで、後は泥縄式で野となれ山となれ…。

めんどい事はぜ~んぶ民間に丸投げすりゃ~いいじゃん!

民間企業も激安売春婦みたいなもんだから、一切のプライドも無く『お金ちょうだい~!お金ちょうだい~!』と喚くだけ。

なんのヴィジョンも持たない国民性が露呈したって事ですね。

東京パクリンピックなんか破壊されりゃ良いのに。



『一番悲惨なことは、目が見えるのにビジョンがないことです』ヘレン・アダムス・ケラー(米国の教育家/社会福祉活動家・1880~1968)