


紳士の巻。
ネットで【紳士】と入力しますと三番目に出て来たのが
『【紳士の心得】デキる男が、デートで絶対にする「20のコト」』
というネタ。
『けっ!言いたい事言いやがって!』とワイルドなオトコたちを敵に回しそうなネタであります。
「20のコト」とはいささか多めではありますが、いっちょ見てみましょうか。
ちなみに、このネタは海外メディアで紹介されていたものだそうです。
1『足元の清潔感◎』

これは当り前でしょうな。何はなくとも靴はキレイに。
2『待ち合わせ時間に、遅れたためしがない』

僕は几帳面なので、デートのみならず、オッサンとの待ち合わせでも遅れません。
3『予約をしっかりしておく』

これはデート云々以前の問題です。ましてや店前で並ぶなんてもってのほか。
4『店員さんにも、優しい』

基本、店員さんには『です。ます。』で喋ります。が、店員の態度次第で豹変する事も。ウギャーッ!
5『料理の盛りつけがキレイで上手』

キレイかどうかはともかく。最初のひと皿目は僕が盛りつけます。
6『細かなことでもきちんと褒めてくれる』

これは苦手ですねぇ。ま、髪型とかネイルとか分かりやすいトコは褒めますけど。
7『車内では席をゆずる』

デートで電車に乗るって時点でアウトの様な気もしますが。
8『コートを羽織るとき、袖を通してくれる』

これはやります!てか、コートを着せてあげられる世代になったんだなぁ、としみじみ。
9『車道側を歩いてくれる』

当り前です。最近はオンナのコが車道側歩いてると、落ち着きません。ババアはご勝手に。
10『テーブルマナーを心得ている』

僕は食事だけで、ひとり20,000円のお店に出入りする人間。当り前です。
11『気づかないうちに会計を済ませている』

当り前ですが、状況によりけり。無理は禁物。カードでスマートに。サイン用のペンも良いモノを。
12『絶対に女性をぶったりしない』

そりゃ殴られない限りは殴らんでしょう。
13『ドアを閉めるとき「バタン」と閉めない』

こういう状況があるのか?よく分かりませんが、オンナの方がこういうヤツいますよ。
14『「ありがとう」感謝をきちんと口に出す』

当り前です。幼稚園児レベルのお話です。
15『秘密は絶対もらさない』

これは難しい。YESとは言い辛いですな。『言わないで』と言われりゃ黙ってます。
16『家族に合わせれば、誰からも好かれる』

僕はリーマン時代、敏腕営業マンでした。第一印象と二枚舌には絶対の自信があります。
17『肝がすわっている』

相手がヤクザじゃあドーンともしてられませんな。あ、英国にはヤクザはいねぇか。
18『しっかりと女性の話を聞く』

これは怪しい。酔うと喋るからなぁ。とはいえ聞き上手はモテる。これは確か。
19『恥ずかしがらずに「好き」って言える』

『好き』っつってヤらしてくれるなら、いくらでも言いますぜ。紳士らしくないですね。
20『基本はレディーファーストでも、ちょっぴり強引な一面も』

ま、最後はオトコが恥かかなきゃ…。
ふぅ、長ぇな。
それにしても、上述のファクターをクリアしたからって【紳士】なのですかねぇ。
それに相手次第って事もありますし。
『ワタシが!ワタシが!』と大声でわめくブスでデブなババアに、上述の様な態度を取る必要などないと思いますけど。

ブスの巻。
ブスの巻、ふたたび。
ババアの巻。
ババアの巻、ふたたび。
ババアの巻、みたび。
ババアの巻、よたび。
ババアの巻、いつたび。
ババアの巻、むたび。
…ってトコが駄目なんでしょうね。
紳士たる者、オンナは若くて可愛くてスタイルの良いコであろうが、うるさいデブ・ブス・ババアの三重苦の産業廃棄物であろうが、分けへだてなく対応しなければならない、と。
あぁ、紳士道は長く険しい。
『贋の紳士とは、自己の欠点を他人にも自分にもごまかす連中であり、真の紳士とは、それらを完全に認識し、それらを告白する人である』フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー(フランスの貴族・1613~1680)