以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

夏休みの思い出

2012年01月23日 | 日記
夏休みもいよいよ終盤。

友達との思い出を日記に綴ってみようと思います~。

12月25日。

エルアルトの空港に史ちゃんを迎えにいく。標高は、ナナント4000m。

世界一高い空港だ。到着ゲートから続々と人が出てきた。

みんな久しぶりの再会みたいで、嬉しそうな顔で抱き合っていた。そんな姿を

見ていたら、なんだかうるうるしちゃった。史ちゃんと会うのは3年ぶり。

ドキドキしながら到着ゲートを見つめていたら、史ちゃん登場。

思いっきり抱きしめた。史ちゃん、来てくれてありがとう。

史ちゃんはその後、田舎へ遊びに来たときのお婆ちゃんみたいな歓迎ぶりで嬉

しかったと言っていた。

早速空港のカフェで、カプチーノをのんだ。3年ぶりの再会は、心も会話も弾

んでいた。

だんだん頭が痛くなってきたから早くラパスに降りようということになり、乗

り合いバスに乗り込んだ。その日はあいにくの雨だった。

「手足がしびれだした~」とか「苦しい~」とかぎゃーぎゃー言っている史

ちゃんは、相変わらずの史ちゃんだった。

乗り合いバスを降り、予約していたアパートホテルに到着したけど、電話をい

くらかけても、ドアを叩いても誰も出てこない。

雨はザーザー降るし寒いし、もう他のホテルにしようかどうしようかって途方

に暮れていた。

そんなとき、二人の親子が通った。

「ここのホテル開いてないみたいなんですけど、いつも開いていますか?」

と質問をした。

すると、「開いてるとおもうけどねえ。とりあえず、雨だし家においでよ。

家で休んで考えたらいいじゃない」と誘ってくれた。

なんて優しい親子。そのお言葉に甘え、親子の住むアパートで休憩させても

らった。都会のとても可愛らしいアパートで、わたしたちはお茶をのみながら

ゴロゴロくつろいでいた。
                
                娘さんとわんちゃんとわたし。

                
                史ちゃんも静かに一休み。

                
                本当に親切な親子。

お礼に趣味で作っているピアスをプレゼントした。

その人に似合う感じのピアスを選んで喜んでもらって、私も嬉しかった。

そして、ホテルの人も帰って来たみたいで無事に電話も繋がり、私たちは予約

していたホテルに泊まれることになった。

                 
                 スーパーで材料を買い、キッチンで夕食準備中。

                 
                フランス人がオーナーの居心地がいいアパートホテル。

旅の出発点は人のやさしさをとことん感じ、さぁ明日は、ウユニ塩湖を目指す。