私は地球で楽しく遊ぶために生きている

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恋愛するということ 29

2020-05-13 11:25:27 | 日記
青春恋愛を謳歌していた時代に出会った女性の恋愛ドラマ パート2

キョウコは広瀬すず似の可愛らしい女性。
男性の保護本能をくすぐる、守ってあげたくなる雰囲気を全身から漂わせていた。
合コンすれば、ほとんどの男性はキョウコに好意的だし、
猛アタックをしてくる男性も何人もいた。
そして、それだけモテても女性には嫌われない、
ほんとに心根も可愛い女性なのだ。
しかし、である。彼女は片思いだ。
一番愛して欲しい男からの愛を得る事ができないのだ。
「モテなくてもいいの。彼が私を愛してくれるなら」
キョウコが一途に想う男は語った。
「キョウコが僕のことが好きだってことは、なんとなく感じていたよ。
可愛いし性格もいいし、僕の友人達もキョウコファンはいる」
「じゃ何故、キョウコの想いを受けとめられないの?」と私。
「僕が惚れなくてはだめなんだよ。少なくとも僕の場合は自分の感情が最優先だ」
「キョウコは好みのタイプじゃないってことね」
「そうだね、可愛いさに魅力を感じない」
私は溜め息をついた。
彼は女性に生き方、精神性を求めているのだ。
内面を重要視する男の好みは変えられない。
キョウコは100人の男性に好意を持たれても、
自分の愛する唯一人の男性からの愛は永遠に得ることができない。
何千人の男性にモテることよりも、
心から愛するただ1人の男性に愛される事が最高におんなとして幸せなことだ。
キョウコの片思いは永遠だ。