私は地球で楽しく遊ぶために生きている

心はいつも鳥のように大空を飛び 空に吹く風のようにどこまでも自由に

恋愛するということ 12

2020-04-23 18:19:52 | 日記
とにかくよくモテる男がいました。
長身でクール、セクシーな容貌、男っぽくて頼りがいがありそして仕事の出来る男です。
当然のように彼の周りににはとりまきの女性達がたくさんいて、いつも追いかけられていました。
彼の好みのタイプではないことが幸運だったのか、飲み仲間の友人となった私は、
時々誘われて飲み仲間として付き合っていました。
ある時、彼の横に感じの良い可愛い女性がいました。
目立たず、出すぎず、だけど気配りのあるナチュラルな感じがとても魅力的な
今までに彼の周りにいないタイプです。
私は、彼の飲み仲間に聞いてみた。
「あの女性は?彼の恋人?」
「恋人て感じじゃないけど、彼女は他の女とは別格扱いだよ。
手の早いあいつが、彼女にだけは手を出さない、驚きだよ」
仲間と飲んでいる彼を静かに微笑んで見ている彼女。
そして、時々彼女に視線を移す彼の父性に満ちた眼差し。
その眼差しが信じられないくらい暖かく見えたのです。
その時、ああ、彼女のことをとても大切にしているんだな、強く感じたのです。
「彼女は別格だよ」彼の友人の言葉が蘇りました。
結局男は自分が好きな女性は特別扱い。
男に大切にされる女は、愛され上手。
 大切にされる女になる秘訣は、他人のモノマネではなく、
ファッションも、ライフスタイルも、常に自分自身でいること
なのだと、改めて実感したのでした。

恋愛するということ 11

2020-04-22 17:31:28 | 日記
本来 女性の内面には様々な女が棲んでいる。
可憐さ、冷静さ、知的、無邪気、ユーモア、優しさ、包容力、セクシーさ、強さなど。
「そうなりたいけど、どうやったらなれるの?
私は男性にに甘えられないし、世の中の規則やルールに縛られてしまうの」という女性。
または、「社会的ルールなんて気にしないわ。だって私自由が一番大好きだもの」
など、など、様々な女性達の声が聞こえます。
でもちょっと待って。まだ本来の女性性気付いていない女性達よ。
女性は「女は生まれた時から女優」です。
まだ気づいていないのは女優のあなたがまだあなたの奥の部屋で眠っているままなのでしょう。
そのドアが開いた時、多面的なさまざまな女の顔がが表面に出て、
恋愛することが、ナチュラルに、軽やかに楽しめると思う。
「私はこうだから」と気持ちを固めてしまうのは、女として生まれてもったいない話です。
様々な女を演じているうちに、可愛い小悪魔誕生しちゃうかもしれません。
それに、恋愛下手で、シャイな日本男児を、自分の恋愛物語に巻き込むのも面白いです。
さまざまな女を表現しながら、男のほんとの気持ち深部に迫ってみてはいかが……。

恋愛するということ 10

2020-04-19 19:27:00 | 日記
先日、前方から歩いてくる女性のファッションにえっ!?と二度見。
カラー12色を混ぜたジャッケットのカラフルさが眩しくて、
めまいがしそうなほど。
今の時代、何でもありファッションの時代だとわかっているのですが、
「俺は絶対に可愛い系か上品お嬢様ファッション意外はパス」とのたまう男友達がいます。
「彼女可愛い系ファッションだものね」と私。
「どうかな、最近会ってないからわからない」
あらら、つれない返事です。
「喧嘩でもしたの?」
「うん・・・なんか重いんだよね。好きだ好きだってうるさい。
感情たっぷりのメールがきて、うんざりなんだ。
その重い感情ごちそうさま、もうお腹いっぱいですって感じ」
何とも辛らつな言葉です。
「重い」は男性が恋愛期間によく聞く台詞です。
本来男性という動物は愛されたいよりも
自分から愛したい動物だというのが、私の持論です。
(このお話は女性性にとってたいせつなことなので、またの機会にお話しします)
恋もオシャレも頑張りすぎは、見ていて少しイタイ。
足算ではなく引き算で、程よく気持ちを抜くセンスって大事です。
それが結局は自分を大切にしていることにつながっていく。
恋もファッションもやりすぎた足し算よりも少しの引き算で、
自己スタイルを楽しみましょう。

恋愛するということ 9

2020-04-18 18:27:30 | 日記
ある日、代官山のカフェでコーヒーを飲んでいました。
隣のテーブルには優雅な雰囲気の女性3人が恋人や、お洒落の話で盛り上がっています。
「きゃー」
突然、ひとりの女性が悲鳴をあげました。
「申し訳ありません!」その側でウェイトレスが謝っています。
どうやら、ウエイトレスが水を洋服にこぼしてしまったらしいのです。
「つめたーい」
「大丈夫? 信じられないわ。初歩的ミスじゃない」
「コーヒー代まけてもらいましょうよ」
私は耳を疑いました。水がワンピースの裾に少しこぼれただけではないか。
洋服のブランドや付けているアクセサリー、バッグを見ても彼女達の生活が裕福なのは明確です。
落ち込んでいるウェイトレスは、平身低頭で謝り、店内に頭を垂れて去って行きました。
私も学生時代、ウェイトレスをたくさん経験しました。
コップを割ってしまったり、パフェをテーブルに置く瞬間床に落としてしまったり、
でもね、その時のお客様は大丈夫?って私の方を気にかけてくださった方多かったです。
だから、その光景を見ていて同性として、淋しく感じたのです。
今、日本の女性はホントにキレイです。
お洒落で洗練された日本の女性達、素敵です。
しかし、勝負はその先です。
ある容姿端麗な有名な女優の言葉が忘れられません
「キレイに生まれてきたことは、おまけのようなものです」
聡明な、想像力豊かな言葉です。
だからこそ今でも大女優として輝いているのだと思うのです。
キレイはその女性の入り口のドアにすぎません。
開けてみたら、カラッポではつまらない。
知性、優しさ、ポジティブ精神などさまざまなものがあるほうが素敵でしょう?
だから、キレイに満足してはいけないのです。
老若男女も魅了する、それが究極のステキで魅力的な女。

恋愛するということ 8

2020-04-16 17:45:57 | 日記
見た目チェックの厳しい男性とつきあっていた若き時代の恋愛のお話です。
とにかく会うたびに口うるさく見た目に厳しい男でした。
「太ってはダメ、お洒落に手をぬくな」という服従関係のような関係。
彼はコンサバ系ファッションとセミロングヘアーが好きで、
カラーリング禁止,という彼の好みのお洒落をしていたあの頃、
今思えば何故、素直に従っていたのか、あの頃の私に??です。
皮肉にも、彼と付き合っていた時は、Mサイズもユルユルの体型を維持できたけど。
しかし、次第に私はこの恋愛に疲れてきていました。
自分の好きではないファッションで生活することがこれほど、
苦痛なこととは想像もできませんでした。
そして、私は、くたくたに疲れ果て彼に別れを告げたのです。
その時の解放感!その喜びは今でも鮮明に甦ってきます。
今日から私は自由だ!
そして、別れたその夜私はTシャツとジーンズに着替えて、一人でイタリアンレストランに入り
チーズたっぷりのLサイズピザを全部たいらげたのです。
そのおいしさといったらなかった。
一週間、飢えた動物のように食べた後の私の体重は見事に3キロ増えていました。
彼と付き合っていたときは、確かにキレイスタイルを維持していたけど、
今の方が幸せだ。
それに自分の好きなお洒落をしなかったら、苦痛なだけ。
誰かに言われたのでもなく、流行だけをコピーするファッションでもなく、
自分の好きなキレイスタイルを確立することは、最も大切なお洒落の原点なのだと
この恋愛で学びました。
聡明な女性方よ、男の求める女性になろうとして
窮屈で疲れる恋をするのではなく、
どんな時にも自分スタイルで恋をしましょう。
私は私のままで。
あなたはあなたのままで。