前回の投稿が2017年9月。
その2ヶ月後、写真グループのグループ展に参加した過労もあったのでしょう、人生初の胃腸炎をやらかしました。
1週間後、どうにか復帰したものの、足は重く牛歩のような歩き方になり、階段は手すりをつかって腕で体を引っ張り上げるような状態で登っていました。
その頃からです。
手足が震えるようになったのは。
私の頭に浮かんだ言葉は「筋力低下」。
そうこれはきっと胃腸炎で弱ってしまい、筋力が落ちたからだと。
翌年2018年は私にとって激動の年になりました。
長年務め愛着もひとしおの職場は、契約満了を理由に切られてしまいました。
契約の問題が持ち上がると、動悸・頻脈・不眠の症状が現れました。
朝起きた時の疲労感は半端なく、体重がどんどん減っていく。
これはおかしいかもしれないと思い始めます。
ところが、ここでまた痛恨の思い違い。
年齢的にみて、これは更年期だと思ってしまったのです。
2018年の初夏、私は違う会社に務め始めました。
2018年の夏は暑かったですよね。
私にとってはもう地獄でした。
とにかく暑い、暑い。
汗は止まらないし、動悸・息切れもする。
更年期なんだから仕方がない、仕事が落ち着いたら婦人科に行こう、そう思っていました。
体力はかなり落ち込み、相変わらず階段は1階分でも辛い状態。
これは運動をしなくては。
スポーツクラブに入会しました。(これも痛恨のミス)
パーソナルトトレーナーに相談し、体力アップと体を引き締めることを目標に運動しました。
すっと体重が落ちました。
やっぱりパーソナルトレーナーってすごい、指導通りにやればすぐに体重が落ちる、なんて思っていました。(ものすごい過ち)
つい先日のことです。
朝、右脇腹の激痛で目が覚めました。
痛い、痛い。
起き上がるのにも時間がかかります。
これはおかしすぎる。
会社を休み、すぐ近くのクリニックへ。
痛みの原因を突き止めるための血液検査で出てきたのは、甲状腺の異常でした。
私は、バセドウ病でした。
バセドウ病の症状は、甲状腺の腫れ(結構腫れています)、眼球突出、動悸、頻脈、息切れ、多汗、のぼせ、手足の震え、不眠、体重減少、倦怠感・・・などなど
ほぼ全ての症状に当てはまっていました。
更年期の症状とかなり被ることがわかると思います。
(眼球突出はまだ検査の段階です)
現在、投薬治療を行い、少しずつですが症状が緩和されてきました。
とはいえ、バセドウ病のお薬は副作用が出やすいらしく、しばらくは副作用がでないか確認しながらの治療です。
右脇腹の痛み、今はなんともありません。
なんだったんだろうと、今でも思います。
でもあの痛みがきっかけで、これまでの不調の原因がわかることとなりました。
昨年体重が減ったのは、仕事をやめなくてはいけないというストレスだと思っていました。
病名を聞いた時は、目の前が真っ暗になりました。
でも今は、落ち着いて治療に取り組んでいます。
原因がわかったのなら、あとは治すだけ。
無理はしない、焦らない。
じっくりと病気と向き合って、完治を目指します。
※写真は本文と関係ありません。2018年長野で撮影したものです。
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