今日は待ちに待った『歌舞伎』を観に行く日だった。
観に行ったのは、『
十八代目 中村勘三郎襲名披露公演』の昼の部。
やっとのことで手入れたチケットを手に歌舞伎座へ言って来た。
お目当ては『京鹿子娘道成寺』。とっても華やかな踊りが楽しみだった。
席は2階席の後ろのほうだったのが少し残念だったけど、それでもとっても華やかな舞台に魅了された。勘三郎さんは以前よりも少し痩せたみたいで、さらに魅力的だった。
でも開演前の売店の混雑はすごいものがあった。
たいして広くはない売店に、みんながおみやげ買おうと押し掛けていた。
あーいう場だと、何故かみんな人に優しくならなくなるのが不思議。
お年寄りを突き飛ばしたりしても平然としていたりする。
私は杖を蹴られたし、後ろから押される事もかなりあった。
でも誰一人謝る人はいなかった。
みんなお土産しかみてなくて、まわりにいる人は邪魔者のように見えているのかな。
あの光景、ちょっと悲しくなった。

写真は期間限定で公開されている猿若人形です。