人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

脚の痺れと痛みと

2020年02月01日 | バセドウ病

久しぶりの更新です。

前の更新が2019年6月。

半年以上あいてしまいました。

この間に何があったのか、まずは書こうかと思います。

長文です。(スミマセン 苦笑)

 

6月はバセドウ病の症状がほぼおさまってきていました。

足取りも軽く、坂道も階段もすいすい歩ける。

落ちていた筋力も徐々についてきて、歩くのが楽しい。

前から行きたかったあの場所に行ってみよう、

あの場所にも行ってみたい。

しばらく会っていなかったあの人に会いたい、

この人にも会いたい。

そんなことを考えていました。

心配なのはバセドウ眼症。

特に右目が大きくなってきていましたから、

この眼で人に会ったら、変に思われるんじゃないかと思うと、

人と会うことに躊躇しました。

 

仕事の方はトラブルだらけ。

私が頑張る以前の問題が噴出しまくり。

かといって私が対処するレベルではないので(私のレベルが低すぎて)、

日々悶々としながら過ごしていました。

 

6月末くらいでしょうか。

脚の痛みに気づきました。

正確には痺れと痛み。

座っていると大丈夫だけど、立つと痺れを感じ、

しばらくするとそれが痛みに変わっていくのです。

痛みの強さは日によってマチマチ。

ある日はそれほど痛くないけど、ある日はやたらと痛い。

 

今の私の仕事は、これまでずっとやってきた仕事と、

若い頃からずーっとやりたくて希望していた仕事を大抜擢され、

一から勉強しながらの仕事の二本立て。

ここで脚が痛いなんて言ったら、

大抜擢してくれた部長にも迷惑がかかるし、

あっという間に新しい仕事から引き摺り下ろされてしまう。

そう思うと、口が裂けても「痛い」なんて言えませんでした。

 

病院では、

副作用かもしれないけど、違うかもしれない。

脚の痺れとか痛みという副作用はあまり聞かない。

しばらく様子をみましょう。

という、ツレない診断。

 

気づけば、毎朝毎晩痛み止めのロキソニンを飲む日々になっていました。

実際のところ、あまりロキソニンは効いていませんでした。

ロキソニンは抗炎症薬ですから、炎症のない痛みにはあまり効果がないのかもしれません。

それに解熱作用があるので、体温下げちゃうみたいです。

(あくまでも私の私見です)

 

 

そして12月。

仕事のほうがひと段落したところで、ようやく松本深圧院の松本先生の施術を受けることができました。

痺れの原因は何なのか?

可能性を一つ一つ探っていただきました。

 神経の可能性

 筋肉の可能性

 血液循環の可能性

そして確定ではないけれど、神経の可能性は低そうだとわかりました。

その時はすでに筋肉がガチガチ。

痛みのあるふくらはぎから足首にかけてはもちろん、

太ももの外側後ろ側、膝裏、そしておしりも腰も。

昔から先生に指摘されていたおしりの奥の梨状筋なんて、ガッチガチでした。

久しぶりに「先生、いた〜い!」と悲鳴をあげながら1時間ほどがっつりほぐしていただきました。

 

 

その後痛みが取れたかと言うと、

残念ながらそうではありませんでした。

少し症状が和らいだ、そんな感じです。

でも、症状が和らいだということは、

やはり筋肉と血液循環が悪くなっていることが原因なのではないかと、

私なりにいろいろと考えるようになりました。

 

頭の中を整理してみました。

まず痺れと痛みを分けて考えてみました。

感じている痺れは2種類、

足先のほぼ常に感じている弱い痺れと、

立ち上がった時や同じ姿勢から違う姿勢になった時に感じる強いビリビリとした痺れ。

常にある弱い痺れはあまり生活していく上で気にならないので、

とりあえず無視します。

体勢を変えた時に出る強い痺れは、例えば正座をして脚が痺れて、

そのあとに立ち上がった時に出るビリビリする痺れに似ています。

なので、血液循環のせいだと思いました。

そこで、血液ドロドロにならないように、水分をこまめにとるようにしました。

 

痛みにもいくつか種類というか、感じる場所が違うことがわかりました。

ふくらはぎの外側だったり、ふくらはぎの上部(膝裏あたり)、足首(かかとの上)、

そして太もも裏側も痛いことが多いです。

一番きついのがふくらはぎの外側で特に左側が痛いことが多い。

さらに痛い時に手で足首とかふくらはぎを温めてあげると痛みが和らぐ。

冷静に考えてみたら、これらはすべて筋肉が硬くなった時の症状です。

そこで毎晩、筋肉をほぐすことにしました。

マッサージボールやポールを使って痛い場所をほぐして行きます。

 

そして寒い時期になり、より痛みを感じることが多かったので、

「冷え」にも気をつけるようになりました。

冷たい飲み物などは避け、体を温める飲み物を積極的に飲むようにしました。

お風呂もじっくりと長めに入ります。

さらに、普段デニムのパンツをはいて仕事をすることが多いのですが、

今はデニムの下にタイツをはいています。

そしてタイツをはくようになってから、痛みが減ったのです。

 

今も完全に痛みから解放されたわけではありませんが、

痛みはあるけど普段の生活に支障がない状態、

もしくは、少し痛むけど自分でなんとかできる状態にまで回復しました。

ようやくお休みの日も外に出られるようになってきました。

ただし、無理をしてまた酷くなることも考えられるので、

自分の体力を過信しないように、休むべき時はしっかり休んで、

うまくコントロールしながら生活していきたいと思います。

そしてここまで回復できたのは、12月に松本先生にみていただいたおかげです。

先生が真剣な眼差しで、一つ一つ原因を探ってくださいました。

 こういう反応がでたから、これじゃない。

 こういう時にここが痺れるのは、こっちの可能性のほうが高いのか・・・などなど。

それまでの私は、ただ痛い痛い、辛い辛い、どうしようどうしよう、

そればかりが頭の中をぐるぐるとしていました。

先生にお会いして、冷静に一歩引いたところでじっくりと考えることができました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

最後に、松本深圧院の田山先生のチャンネル↓↓↓(YouTubeです)を紹介したいと思います。

https://www.youtube.com/channel/UCfv6zBW8rWk11L9B9TTK8_A

変形性股関節症の誤解や考え方、筋肉のほぐし方など丁寧に説明していますので、

とてもわかりやすく、実践的な部分でも学ぶことが多いです。

私も毎晩の筋肉ほぐしの参考にさせていただいています。

 

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