夜中にライトも点けず無謀な暴走行為をしている老人の車
連休前の11/19朝日の政治季評に「学術会議6名任命拒否問題」が載っていた。百点満点の解答なのでそのまま転記する。
結論は、『法律の執行者である首相が法律を適切に執行していない』である。
理由
①首相は学問的評価については判断し得ない。
②内閣法制局の解釈を以てしても、首相が人事を自由に裁量できることを意味しない。
③国民が会員の選定について特別に定めているので、首相の責任は法律を忠実に執行すること
④「総合的・俯瞰的」の観点は、もとより首相には会議の人的構成を決める権限はない。
問題点
①政府は6名の学問の自由を侵した
②政府の意に沿わない研究活動が制裁、報復される恐れが現実化し、全ての者の学問の自由が侵された
この件で、首相がこのまま拒否を続ければ、己の資格をはく奪されることになる。何故なら、法律の執行者であるからだ。そして、この百点満点の解答を理解できないのであれば、それは首相は元より国会議員も失格だということだ。つまり、前首相同様に、「私はバカだから法律は理解できません。よって、好きなように解釈して権限を振るいます」というに等しいからだ。