その熱気たるやJリーグの決勝戦を思わせるようなアメリカ大統領選挙だった。何百億円もの大金が飛び交い、極楽浄土さながらの大イベントに思えた。アメリカ人の熱狂たるや、両陣営をして敵味方に別れて大盤振る舞いの公約合戦とかしていた。エコノミストによると、選挙の後遺症で生活弱者に手酷い仕打ちとなるインフレに見舞われるとの予想である。
世界のリーダーを自負し、あらゆる紛争や戦争にも陰に陽に絡んでいる国である。こんな選挙しかできない国が世界に君臨して良いのだろうか？と、誰もが感じたのではないだろうか。そして、「もし○○」が現実となった今、なんとか裁判で有罪となって欲しいという望みも大統領権限で恩赦されるだろう。これからの四年間が日本に災いとならないことを祈るばかりである。
