なんと気品に満ちたヨットだろう。凄いの一言だけで十分である。キャビン内もいろんな物を手作りされたという。工具や材料など本職のように揃っている。ミシン兼テーブルでセールも縫うそうだ。退職後のスケールの大きな計画を聴いて、人間は出来る人とそうでない者が二種類いると悟った。このヨットFUJIは、日本よりアメリカで愛好者が多いらしい。趣味も豊富なアメリカ人には、このセンスのよいヨットは堪らないのだと思う。