「拡大自殺」:自殺志願者が他者を同意なく巻き添えにして自殺を図ること。精神医学の言葉で定義は確立されていない。不特定多数の殺傷事件や自爆テロ事件、他者を道連れにした無理心中などが該当するとされる。(知恵蔵より)
Extended Suicideという英語を日本語に置き換えただけの、情けない造語であるようだ。だから、拡大自殺が何を意味するのか皆目分からない。巻き添えで亡くなった人は何なのだろう。自殺とは何にも関係ないのに、単純に拡大されてはたまったものではない。精神医学と言えば聞こえはいいけれど、その学会では”治療できないから薬漬けにする”という話題が途切れたためしはない。
池田小学校事件、秋葉原事件、大阪北新地の放火殺人事件などを指すらしいが、納得いかない。医学者内で使う分には知ったことではないが、新聞やテレビ(眞に破廉恥業界)で使うとなると大いに疑問だ。こんな事件は『無差別殺人事件』以外の何物でもない。大国語学者で無差別に代わるような造語に知恵を絞っていただけると、保守でも革新でもないタダの日本人としてちょぴりうれしい気分になるというものだ。
追記
病気の人を見舞いに行って、「何野誰兵衛 はあの病気でやばいらしい」とか言う人がいるだろうか。狂人の支配する国で、核を使うぞと隣国を侵略して脅しているという。それを聞いた唐変木が「わしらも核を使えるようにしないと・・・」と言い出した。人間だからそういうのもいるだろうが、メディアに出したらご法度だろう。なんと情けないメディアなんだ。呆れて物も言えない。