TBSnewsの1場面を参照
引退してゆっくりお茶でも飲んで、、、だろうかと思ったら、昨年の3月から茶碗が2つになったようだ。(日経の2021/3/10に、茶碗が2つに増えた習近平氏とある)
となると、任期2期を撤廃しその2倍の4期若しくは終生やろうという腹積もりを公の場でアピールしたかったのだろう。
ネットでは、血みどろの権力闘争を避けようという暗黙の了解が双方(習近平対李克強)にあるのだという。目下の政治局常務委員の序列は以下のとおりである。
習近平 1953/6 69歳
李克強 1955/7 67歳
栗戦書 1950/8 72歳
汪 洋 1955/3 67歳
王滬寧 1955/10 67歳
趙楽際 1957/3 65歳
韓 正 1954/4 68歳
若い政治局委員
丁薛祥 1962/9 60歳
李 強 1959/7 63歳
陳敏爾 1960/9 62歳
胡春華 1963/4 59歳
以上からすると、次期候補となる若き常務委員がいないことが解る。そうなると、栗戦書が72歳ということからして、誰かが1期だけ常務委員で残り、次にバトンタッチというのも有り得るということだ。習近平が3期目をやろうとして委員の若返りをわざと怠ったのが真相だろうが、政治局常務員を飛び越して政治局委員が抜擢される可能性が消えたわけでもない。それでも二期十年やれるような若い政治局委員もいない。
習近平が失脚して一期五年で政権交代となることを世界中が望んでいる。歴史に若しは禁物だが、習近平がいなかったらプーチンが侵略戦争をすることはなかったと思う。それほど中国のトップの独裁はいびつで怖いのである。