自転車で川沿いを走ること小一時間で葛飾柴又に着く。その近くの川沿いに矢切の渡しがある。柴又ほどには有名でないため、観光客はまばらだ。昔、昔、伊藤左千夫の『野菊の墓』を読んだことを思い出した。こんな感じのところが舞台になってたんだと思った。