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<厚労省等の資料によると>
年次有給休暇は、法律で定められた労働者に与えられた権利です。
正社員、パートタイム労働者などの区分に関係なく、以下の要件を満たした全ての労働者に、年次有給休暇は付与されます。
1.半年間継続して雇われている。
2.全労働日の8割以上出勤している。
通常の労働者の付与日数 10日
週4日の付与日数 7日
週3日の付与日数 5日
週2日の付与日数 3日
週1日の付与日数 1日
令和2年の労働者全体の有給休暇取得率の平均は56.3%である。付与日数が20日であった場合、平均で約11日を実際に取得している。
<知り合いの人に聞いてみた>
Aさん、20日間丸々消化しています。
Bさん、7年半働いたけれど有給は貰っていない。
Cさん、9カ月になるので会社の担当に聞いてみたら有給はありませんと言われた。
Dさん、儲かっている中小企業なので、毎年12~3日取得している。
Eさん、10数年働いているが、交代要員がいないので取得は毎年2~3日。
知り合いの会社は数十人から数百人程度の中小零細企業なので、平均からすると5日程度ではないだろうか。有給休暇取得率の平均56.3%は到底信じ難い数字に思えて仕方がない。