今話題になっているダイヤモンドプリンセス号のパンフレットである。
中を開けると、プール・大浴場・フィットネス・ムービー・数々のショーやショッピングに、今問題になっているカジノなど、IRのカジノ誘致をしなくても満足な娯楽満載の船なのだ。(カジノは,公海上で合法的に楽しめるが、日本の領海ではクローズ)
今の政権が進めるIRカジノ事業は、アメリカへの貢ぎ物だということがこれではっきり判る。⇒IR事業ではなく、クルーズ船で十分代替できる。
客室のページを見ると、高い階と低い階では124㎡~16㎡と7.75倍の差が出る、まさに階級社会の様相が見て取れる。
下の5階から上は14階まで、浮かぶマンションである
カジノで遊びたかったら、無理に法律を捻じ曲げなくても、外国船籍であれば可能なのである。また、金持ちは日本国内で遊ぼうとはしないだろう。とすると、中産階級以下をターゲットにした米国の胴元による賭博だということだろう。
どんなに偉くなりたいとしても、国を売るような人間にだけはなってはならない。そういう家訓を残す人も出てくるご時世になってしまった。
注:識者よりコメントがあったので間違いを修正。「日本ではカジノは禁じられていますが、カジノ合法国の外国籍クルーズ船では、公海上で合法的にカジノをお楽しみいただけます」それと、この豪華な船でも、99%の乗客は年収2千万円以下だそうである。窓のない部屋も沢山あるというし、日本政府の対応も慇懃無礼な感じからして、識者の指摘は的を得ているように思う。