自民党総裁選の候補者は、石破氏・小泉氏・茂木氏・高市氏・河野氏・加藤氏・林氏・上川氏が立候補を表明している。この8人の中で適任者は一人しかいないという政治評論家もいる。その人曰く、明日から外国の首脳と会談できる人かどうかだそうだ。
石破氏ではもう古い気がするのだろうか。それに外交は未知数のように思えるのかもしれないが、不思議と世論調査ではいつもダントツ一位である。
小泉氏では、前総理のお墨付きが返って経験不足を明かしいるようで、不人気だった前総理が足を引っ張らないだろうかと心配は尽きない。
茂木氏は、公共放送だろうが何だろうが暴言を厭わないところは、その番組を観た国民からすれば総理総裁の器だろうかと疑問に想う人がいても不思議ではないようにも思う。
高市氏はどうだろう。度胸は座っているように思われるが、NHK等の放送業界に圧力を平気で掛けるなど首をかしげたくなる面もあり、支持する議員が一定数いる事実と国民目線の乖離が気になるところである。
元外務大臣の河野氏も忘れてはならない。いつでもどこでも問題発言で紙面をにぎわせている感じがする。過去の原発などの変節ぶりや強引なやり方が話題に上ることから、心配の種は尽きない。
加藤氏は厚労大臣でも官房長官でも八面六臂の活躍だったけれど、その饒舌さは頭脳明晰過が表に出過ぎて、逆に不信感が産まれはしないかと危惧する国民もいるかも知れない。
前外務大臣の林氏はどうだろう。ゼレンスキー大統領の演説時に眠りこけていたのを気にする国民もいるだろう。どの評論家からも優秀らしいと云われるが、若干太り過ぎのように見える。健康を心配するのは取り越し苦労だろうか。
現外務大臣の上川氏はどうだろう。正真正銘の外国通(米国で政策立案)だというが、オーム罪人にきっぱりと裁断を下すほどの大人でもある。まだまだ未知数の面が多く不安もよぎるが、女性候補者としてはダントツに言動が安定している。
以上から考えると、適任は複数はいそうにも思えるがどうだろう。だとしても、自民党党員と議員が誰を選ぶかによるだけに、国民全体が期待するのは余りに前のめりであろう。
追記
小林氏という人物が立候補している。安部派所属の議員らしいがよくわからない。小泉氏同様に経歴が心もとないのでどうなるのだろう。どうも東京都知事選と50歩100歩に思えてならない。