三種類のウォッカを飲み比べた。左からストロワヤ(豪華な食卓という意味)40度、ストリチナヤ(ほのかに果実酒みたいな味の伝統酒)40度、ズブロッカ(まろやかな口当たり)37.5度である。中国の白酒と同じように小さなグラスで一気に飲み干す。普通の日本人なら記憶がプッツンする危険な宴会酒といえる。
朝日新聞の記事によると、女性一人に男性二人である。年齢も56歳二人と51歳一人と何故か詳しく書かれてあった。執筆者は、通称では天声人語子というのだそうだ。今回登場した女性は、多言語を駆使してユニークな視点での論述が際立っていたので記憶にあるが、他の二人の名前は記憶にない。
今までの天声人語で特に印象深いのは深代惇郎氏だ。内容もさることながら、文章がじつに小気味よく、目覚めの頭に爽やかに入り込んでくる感じだった。その頃は一人で書いていたそうだから、毎日毎日どうやってネタを考えていたんだろうと不思議でならなかった。