ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

ごはんのありがたみ

2006-10-01 10:33:02 | Weblog
小悪魔ちゃんとの夜以来、ずっと平穏にマジメに暮らしてます・・。
(って、当り前か!)

オレは外に出たり、いろんな人と交わるのが大好きなラテン人なので、
家にいるよりも出かけてる方が断然好きだった。昔は・・・。
でも結婚して、当初戸惑いの日々もあったけどそれを乗り越えて、結婚
生活が起動に乗ると、かなり「家」が好きになってることに気付いた。

オレが、結婚して「良かった~」「ありがたいな~」って思うことは
多々あるんだけど、中でも一番かな?ってぐらいに思うのはやっぱし食事
のこと。
オレは食べることが好きで、独身時代は結構高いお店とかに行って高級
なモンとか食べてたし、前の仕事では接待が超多かったから、普段自分
じゃ食べられないモンとかもかなり食べる機会にも恵まれたから、それなり
にうまいモンは食って来た方だと思う。

でもだからって、質素な素朴なメニューが嫌いかと言うと全くそんなこと
なく、むしろ逆にご飯と納豆と味噌汁みたいなんが一番おいしいと感じる
ことの方が多いのです。

うちの妻は、料理の腕は客観的に見たら中くらいだと思う。
特別手の凝ったものをつくれるワケでもなく、と言って料理不精でもなく
毎日のごはんは普通にきちんとつくってくれる。

でも本人は、ちょっと自信なさげだったりするんだけど、オレはホントに
毎回出されたごはんに感動して、うまいうまいと言ってバクバク食べてし
まう。お世辞じゃなくて、ほんとにうまいんだもん。
ごはんとコロッケとサラダとスープとか、ごくフツーのメニューなんだけ
どね。
コロッケとか、自分で手造りなワケでしょ?
冷凍食品でもおいしいと感じるオレなのに、手造りのホカホカなんかが
出てくるとそれだけでもう感動なワケですよ。

あんまりオレがうまいうまい言って、こんなの造れるなんてすげえ、とか
言ってると「ってゆーか、ただ揚げただけなんですけど・・・」とかって
言う。
妻としたら、なんか変わった手の凝ったものを造ってはじめて褒められる
資格があると思ってるらしい。
当初その辺に大きな感覚のズレがあったんだけど、最近ではオレの好みが
わかってくれたのか、無理せずごくフツーのものをフツーに造ってくれる
ようになった。

で、時々手造りのピザとかなんとかすごいもんを造ってくれるんだけど、
それまた感動。笑。
やっぱりオレが喜ぶせいか、料理もだんだん好きになってきて腕も上がって
きてるようだ。
「おれって、この世で一番の贅沢モノだーー」
とかって思っちゃう。

時々、知人の家庭に招かれたりすると、ダンナが奥様の料理に対して「ちょ
っと味がうすい」だのなんだのってケチつけてる人がいるけどオレには信じ
られない。
「オレの好みの味はこうなんだ」って言う前にお前の好みを奥様の味付けに
合わせてみろよって言いたくなる。
実際、よっぽど奇特な調味料つかったりしてない限り、普通の料理が「マズ
イ」なんてことないんだから。
多少のことでしょ?
しかも料理するってのはかなりめんどくさいモンだと思う。
造るだけじゃなくて片付けしなきゃいけないし。
毎日いろんなバリエーションとか考えなきゃいけないし。
男は仕事してそりゃちょっとは大変かも知れないけど、奥様だって一生懸命
考えて努力して毎日料理つくってくれてんだから。
造ってる人の気持ち考えなよ。って。

なんか、オレよっぽど小さいころ貧しくて満足に食べられない経験でもして
きたかのようですよね。笑。
でも決してそんなことないと思うんだけど。たぶん。
ただ、食事って毎日必ずするもので、黙ってても毎日造りたてのあったかい
ご飯が出してもらえたらこんなすばらしいことってないんじゃないかと思う。
だから、仕事もがんばってして、ご飯つくってくれてる妻を路頭に迷わすよう
なことは絶対しちゃいけないし、たまには豪勢に外食とかもできるようにガッ
チリ稼がなきゃって、燃えてくるワケで。
毎日そのサイクルを続けてくれてる妻に、心から感謝の意を覚えるのでした。

・・・・・ああ。
小悪魔ちゃんとあんなことがあったから、必死に今までの自分を取り戻そう
としてるかのごときセリフ?
でもあんなオレも本当のオレだけど、こんなこと考えてるオレも本心のオレ
なのです。

オレって。

これで浮気とか一切しなくなったら、かなり模範的ダンナ様になれる??
(自画自賛もいーかげんにシロ!!)

いやいや、あんましムリに自分のワクを外れるようなこと考えんのはやめよう。

妻としっかと手を取り合って寝床につきつつ、片目半開きに小悪魔ちゃんの
ことをちょっと思い出しちゃうオレであった。