ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

小説と夏の思い出 ~つづき~

2011-08-17 11:35:02 | Weblog
レイちゃんとのデートはこれで何回目なのか?

数えてないからわかんないけど、知り合ってからの期間を考えれば
結構長い。
実際に会う前、メールのやりとりだけの時を含めると5年くらいかな?
その間、オレ達の距離はまさに少しずつ、ゆっくりではあるものの確実
に縮まってきた。
こんな関係になれるだなんて、はじめ会った時は想像だにできなかった。
人様の奥さん。であり、普段は大会社で働く色っぽいOLさん。
ヒラヒラとしたスカートに、細い脚がスラっと伸びている。
華奢な肩、か細い腕。それでいてふっくらした胸元。
甘えるような、ゆっくりと少しHっぽいしゃべり声。
はじめて会った時、緊張しながらぎこちなく食事をして、もちろん手も
握らずに別れた。
その時と同じ女性が、今オレの横にピッタリくっついて座って、オレの腕
をやさしくつかんでいる。
いつもと同じ「レイちゃんの香り」を放ちながら。
その、指がしなやかに長い手を今度はオレがギュっと握る。
指と指を絡め合いながら、握った手をレイちゃんのやわらかい太ももに
置いて、その弾力をスカートごしに手の甲で味わう。
ベッドに入ってないだけで、ここで既に二人のセックスははじまっている
みたいだ。

「なんの本読んでたの??」

「うん、ああ、これはね。官能小説(笑)」

「ふーん(笑)、見せて。」

「・・・・・・。」

「なんだ、違うじゃん。司馬遼太郎・・・か。」

本の話しはそれで終わった。
ここでこの本について熱く語ってもしょうがない。
この本はオレが好きで読んでるだけだから。

お店はとっても雰囲気がよくて、普通の店ではなかなかないサービスもあった。
些細なことだけど、グラスのビールがなくなってくると着物を着たお店の女性
がさっと注いでくれる。
高級店にしょっちゅう行ってる人からすれば当たり前なのかも知れないけど、
オレはそんなご身分でもないから、こんなことにも感動してしまうのである。

さっきから続けてるボディタッチ。
そろそろこの弾力ある太ももを直接さわったり舐めたりしたくなってきた。
そして、その奥の部分も・・・。

お会計をしてお店を出る時、そういえば手ぶらでホテルからこのお店まで小さい
小説だけを片手に来てたことを思い出すと、「それ、一緒にここに入れとくね」
ってレイちゃんのバッグに預ってくれた。

お店のエレベーター。
乗った瞬間からがまんできずにレイちゃんを正面から抱きしめてキスをした。
そしてホテルのエレベーターでも。
無抵抗。と言うより自分からやわらかい唇を重ねてくるレイちゃん。
はじめてセックスした時よりも、どんどん積極的になってきてる。
そのことが本当にうれしい。
もっと、まだまだレイちゃんの本性を曝け出させたい。
そんな欲望がウズウズと沸いて来た。

部屋に入ると大きな鏡の前で立ったままキス。
真剣に、エロい顔でキスしてるレイちゃんの横顔を薄目を開けて鏡越しに見るの
がオレは好きだ。
・・・・・・ヘンタイだな(笑)。
しばらくキスを続けてからレイちゃんをやさしくベッドに誘う。

レイちゃんはフェラが超うまい。
うまいフェラって、オレの中ではオチンチンが大好きなあまり恍惚の表情を浮かべ
ながらするフェラ。
ビジュアルで、もう昇天しそうになる。
言わせると「オチンチン大好き」って恥じらいもなく言うし。
オチンチンが大好きなんだから、当然しゃぶるのも上手になるんだろうか・・。
音を立てたり舌でベロベロしたり、本当にエロいフェラだ。
オレもヘンタイだけど、もしかしたらレイちゃんの方が上かも。
愛撫したときの感じ方もすごい。
オレはレイちゃんの、ピンク色でちっちゃくて感度のいい乳首も大好きだ。
胸全体は、痩せているのにボリュームがある。男からしたらたまんねえ胸。
そのかわいい乳首を少し舌でころがしただけで、オチンチンをイレられたくらいの
反応をする。
仰け反って、声を出して感じる。その姿がまたかわいくてかわいくて・・。
実際にオチンチンをイレた時なんて、悲鳴に近い声を出す。
そして自らM字開脚して、腰を突き出してきてオチンチンを奥へ奥へイレようと
してくる。
しかも、ものすごい締まりがいい。
オレのオチンチンがグニュグニュっと締め付けられる。
わざとやってんのか・・?
それとも無意識に締め付けてんのか?
だとしたら、いわゆる名器ってヤツだ。
今回は、安全な日だったのではじめてレイちゃんの中に出した。
狭いアソコの中で、いっぱい出たオレのが跳ね返ってくるような不思議な感覚を
味わった。
さっきまで、手を握ってるだけであんなに幸せだった相手の一番大切な部分に
オレの体液がいっぱい入ったなんて・・。
本当にひとつになれた気がして、素直にうれしかった。
・・・もし、オレ達に子供ができたら・・。なんて考えると、妄想でしかないんだけど
ウキウキしてきた。
たぶん、どっちにしてもド変態が生まれてくるんだろうけど(笑)。
って、そんなコト言ったらレイちゃんに怒られるかな?
でも、オレ達ははじめてセックスした頃とはぜんぜん違う領域に達してて、レイちゃん
も自分のエッチな部分をどんどん曝け出してくれてるから素直に認めてくれるかも。
時間がないのに、二回目。
レイちゃんといちゃいちゃしてるとすぐにオレのはおっきくなった。
そのまま例のM字開脚の体位で激しく突いた。
今度はびっしょりとシーツにお漏らししてた。
そして、二回目の体液も残らずレイちゃんが受け止めてくれた。
こんなエッチなレイちゃん。大好きだ。
今思い出してもおっきくなっちまう。
ああ、レイちゃんにまたフェラしてもらいたい・・・なんて・・。

いつも時間がないのが残念なんだけど、大急ぎでシャワーを浴びて帰らないといけない
レイちゃんと、部屋で別れた。
オレは、一人でゆっくりシャワーを浴びた。
ギュウギュウ締め付けられてたオチンチンに、心地よい痛みを覚えながら。

・・・と、そこで思い出した。
土方!
レイちゃんのバッグの中だ!!
小説はどーでもいいけど、普段絶対読まないような小説を持ち帰って万が一ダンナさんに
バレちゃったら大変なコトになると思い、「本はそのまま貸しといてあげますよー」って
職場の後輩みたいな感じのメールを送っといた。

その後のメールのやり取りで、レイちゃんがあまりに思いやりの溢れるうれしいメールを
くれたので、原文のまま載せさせてもらいます。
(レイちゃん、勝手に載せてゴメンネ。でもいつものような、恥ずかしくてエロいやり取り
じゃないから許してネ。ってここでつぶやいても意味ねぇか・・・。笑)



因みに「燃えよ剣」は今日もう一冊買ったので、もし読んで
いただけるんなら差し上げます。
「○○○」(食事したお店の名前)記念に。(笑)
では、またね。
愛してるよ。




おはよう♪
燃えよ剣、いただいちゃって良いなんて光栄です。
最初の方を読んだときにね、土方歳三って○ちゃん(オレです)みたいだなって
思ったの。やっぱり○ちゃんも自分みたいって思ってた?^^
しかも写真を調べたら、美男子だしね。
○ちゃんの方が数段イケメンだったけど(笑)
「東男に京女」って言葉があるでしょう?
○ちゃんて、私の中であずま男のイメージなんだよね。
だから、土方さんと重なるとこもあるのかな。ふふふ。
~中略~
一緒の本を読めるなんて幸せ♪いつか京都でデートしたいな、とか思いながら
「○○○記念♪」として、この本は読み終わってからも大切にシマス☆



オレの方こそ、恐らくぜんぜん興味なかったであろう本を押し付けのように
あげたのに、読んでいただけて光栄です。
それじゃ、今度会った時には少しだけ司馬遼太郎の話もさせてもらうネ。
また、会う楽しみがひとつ増えたネ。
レイちゃん、心の底から愛してます。
出会えたことに心から感謝してます。
これからもよろしくネ♪



小説と夏の思い出

2011-08-12 16:45:00 | Weblog
司馬遼太郎。

言わずと知れた、日本屈指の小説家。
サラリーマンの頃、先輩から「司馬の本はいい」と聞かされていた。
でも当時のオレは、自己啓発っぽい本ばっかり読んでいて小説には
あまり興味はなかった。
ただ、いつかは読んでみたいと言う程度で・・・。

ここ最近になって、司馬作品をよく読むようになった。
オレはやっぱり日本男児だからなのか、戦国時代とかの話しで「武士」
とか「合戦」とか言う言葉が出てくると武者震いがする。
プラス、「人の心の機微」を深く掘り下げて描いていて、その時代時代
でいろんな人物の思惑が錯綜する中で、それらをうまくコントロール
できた者がいくさに勝ったり天下を取ったりできる。みたいなことが
巧みに描かれているところが面白い。
会社をやっていくには、一にもニにも戦略だ。
戦略を立てるには、常に「相手が何を考えているか。」を相手以上に
考えて、こう出たらこう来るから、こう対処しよう、みたいな思考が
いつも求められてると思う。
それらを実行して覇権を握った戦国大名達の武勇伝を聞いているだけで、
下手なビジネス書なんかよりよっぽど参考になることがたくさんあると
思う。
だけでなく、色恋あり、面白いエピソードありの「小説」だから読んでて
のめり込んでしまうのである。

今読んでいるのが、「燃えよ剣」。
幕末の京都において、過激な尊王攘夷派の志士達を震え上がらせた新撰組
の「鬼の副長 土方歳三」の物語である。
教科書なんかにも顔写真が出てるので見たことはあったが、かなりのイケ
メンでありながら、本で読んでみるととんでもない乱暴者だったようだ。
オマケに女好き(笑)。
荒っぽい剣術と同様女性にも野性的に接するあたり、男からすると痛快な
生き様である。

オレはその日、夕刻の早い時間からとある高級料理店の寿司カウンターに
座り、この、どこか武骨で粗野でありながら鮮やかに生きた歴史上の人物
の物語にのめり込んでいた。

物語が、土方が近藤勇らと供に新撰組の前進である組織に参加するべく京都
に昇ってゆく、と言うとこ辺りまできた時、オレはその本を閉じた。

待ちに待ったレイちゃんの登場である。
その日はオレが早くから仕事が終わって、レイちゃんの会社の近くで会う約束
になっていた。
で、オレは早々と優雅にビールを飲みながら寿司カウンターで小説を読んで
待ってたってワケだ。

カウンターの隣に座るレイちゃん。
相変わらずエレガントだった。
この時点でオレの頭の中からは、もう完全に土方は消えていた(笑)。
既に小説を読みながらビールをたしなんでいたが、食べ物はレイちゃんが来て
からと思って待っていた。
お腹が空いてるそうだ。

大トロが一貫1600円くらいだったか・・・・。
た・・・たけぇえ・・・(汗)。

まあでも今日はいいや!
普段無駄遣いもしてないし、折角少しお金持ってるんだからこういう時は
ガンガン行っちゃおう!
うん、土方もそうしたハズだ。(って根拠の無い比較事例を出して自分なりに
納得するオレ。笑)

レイちゃんはめずらしく仕事のこと(今日の会議が長引いた?)でちょっと
イラっと来てしまった風だった。
そういう姿はいままであんまし見なかったけど、よっぽど奥手で遠慮屋さんな
レイちゃんがオレの前では素を少しずつさらけ出してくれてるようでうれしかった。
高いお金を払ってるからこそ、極上のにぎりとお酒と恋人がいる空間の満足度を
高めてくれるんだと思う。
レイちゃんが少しでも日々の雑多なことから解放されて喜んでくれるなら、オレは
大大満足だ。
この満足感がまた得たくて仕事のモチベーションも上がる。これは間違いない。




(・・・スミマセン。勿体つけるワケじゃないけど時間がないので次回に続きます・・)