ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

タテ社会

2007-09-09 14:03:37 | Weblog
オレはこう見えて、先輩後輩とか上司部下とか、目上の人と目下の人
を明確に区別するような古き良き日本の伝統、いわゆる「タテ社会」
ってものが好きです。

ひとことで「タテ社会」と言っても、いい意味・悪い意味と取りよう
によって様々だし、それについての本なんかもたくさん書かれてるみ
たいだけど、そういう難しいことを議論したいんじゃなくて・・。

昨今は会社でもなんでも、先輩も後輩も区別ないみたいなのが多い
ように思う。
オレは生まれつきタテ社会で育ったから、イッコでも歳が上の人なら
どんな境遇であれセンパイとして立てないといけないって言う意識が
あるから何処へ行ってもそうする。

でもちょっと回りを見回すと、結構センパイに平気で馴れ馴れしい口
聞いたり、粗相をしてるヤツがいっぱいいる。

それで
「あのセンパイは使えない。あいつはダメ上司だ。うちの親はダメだ」
とかグダグダ悪口言ったり・・。

要するに、「謙虚である」ことを忘れて自分を棚に上げて、目上の人の
批判ばっかりしたり・・・。
しかもタチ悪いことに、言われてる方もビシっと言い返したりできなく
なってるような気がする・・・。

男がこういう風に情けなくなってくるから、余計に女性がたくましく見
えて来ていろんな場で女性が活躍するのが目立つようになってるように
思う。

決して、女性が社会で活躍するのが悪いって言いたいんじゃない。
オレも、能力ある女性が社会で活躍するのはとってもいいことだと思う。
江戸時代の日本なんて、どんなに有能な女性がいたかわかんないのに
極端な女性蔑視の思想がそれら全てを台無しにしてしまったんだもんね。
あの時代に、今のように女性を受け入れる社会風土があったらもっと
もっと日本も違った(よりハイレベルの)歴史を歩んでるんじゃないかと
思います。(今の日本社会はそれでもまだまだ女性を受け入れる風土は
なかなか根付いてないようにも思うけど)

オレが一番言いたいのは、家庭でも社会でも男が弱って来てないか?って
こと。
それは、昔のようなビシっとしたタテ社会が崩れはじめていて、先祖を
立てる、先輩を立てる、隣人を立てると言うような謙虚な精神が薄れ、
結果スジの通らない、なんとなーく生きてるような中途半端な男の腐った
のみたいのが増えてきたからなんじゃないかな?

「オレは、これとこれとこれにはゼッタイの自信とプライドを持って
やってるから、お前は家庭をキッチリ守ってくれ」

これでいいんじゃないかと思うけど。
もしくは奥さんが働いてるんなら

「オレと同じタテ社会でがんばろう!」
で、家庭では家事を手伝ってあげて家庭モードでいればいいんじゃない
かと思うけど。

なんだか今回は、エロ記事とはかけ離れたクソまじめな記事になっちゃ
いましたが・・・(笑)。

離婚率が高くなってるとか、変な事件が増えたとかニートがどうとか、
ネカフェ難民が・・とか、変な話題が多いのもそれもこれも男がビシっと
してりゃあどうってことない問題なんじゃねえの?

ヤロウ共、潔く・カッコ良く生きようゼ!!!



って、自分にも改めて言い聞かせてみました(笑)。
え?オイタ(女性との)はタテ社会には禁物だって?
うーむ、それはそれで「アリ」ってコトにしません??(笑)