私は接客を伴う仕事をしています。
本日対照的なお客様を見ました。
1人はとても高圧的な態度で私たち店員にお話しする方でした。
欲しかった商品がなかったのか、「おい!〇〇がねぇぞ。新しいやつだせよ。」
その商品の担当さんが「少々お待ちください。ただいま探してまいりますので」と探しにいきました。
「なんだよ。ちゃんと出しとけよ。」他の人にも聞こえる声で文句を言っています。
少しでも早く解決してほしいと思い、私を含め他の店員も商品探しのお手伝いをしました。
ところが、その商品は少し前に売り切ってしまいもう入ってこない商品だとわかりました。
担当さんがお客様にお詫びと説明をしています。
するとそのお客様は「じゃぁ他のやつ持って来いよ!!」と再び大きな声を出しました。
担当さんは類似商品をいくつか用意して、「こちらの商品はいかがでしょう?」と説明しました。
「(商品を指さしながら)2個!!」とつっけんどんに命令するお客様。
担当さんが再び売り場に取りに行っている間、私の近くにやってきて棚の商品を手に取ります。「なんだよ。〇〇じゃねぇのかよ。」と手に取った商品を元の場所には戻さず、私に手渡してきました。
会計を済ませ帰られたお客様。
担当さんは「ふぅ…」と大きなため息をついています。
すると近くにいた同僚のパートさんが「大変だったわねあんな態度でこなくてもいいのに…罰が当たるわよ」と小さな声で担当さんを励ましていました。
わたしも「帰り道、鳥の糞が頭に落ちてくるかもしれませんね」と加勢しちゃいました
気を取り直して仕事をしていると電話がかかってきました。
「今朝〇〇を買ったんだけどね。レジが通ってなかったんだよ。今からお金を支払いに行くから。」
なんと正直者さんなのでしょう
「1つしか買ってないのにレシートが2つになってた!」とか「割引されてなかった!」などの返金対応の電話はたまーーーにあります
しかし今回は初めてのケースでした。まさかの「お金を支払いに行くから」。
私はレジ担当さんと、店長に電話の内容を話し、レジ付近で仕事をしている方たちにも「これから正直者さんがご来店されます。」とお触れを回しました(笑)
数十分後、正直者さんがいらっしゃいました。
「いやぁ~、良心が痛んじゃってさぁ~」と笑いながらきっちりお支払いをされるお客様。
レジ担当さんは丁寧にお詫びと感謝の言葉を伝えていました
正直者さんが帰られたあと、高圧的な態度のお客様に「罰が当たるわよ」と話していたパートさんが「正直者さんはきっといいことがあるわね」と話していました。すると他のパートさんが「宝くじを買ったら当たるかも」と。
私も“鳥の“ウン”と宝くじが当たる“ウン”。対照的だなぁ~”と思いました。
いま働いている職場はとても働きやすい職場です。
仕事中はあまりペチャクチャお喋りしてはいけませんが、たまーに小さな声でたわいもない話をして楽しく働いています
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
とても対照的だった2人のお客様。お二人とも60代くらいの男性でした。
「年を取ってからの立ち振舞いは人生の成績表」という言葉を戒めなきゃな…と感じた日でした。
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