朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

お守り

2021-01-23 15:38:18 | 子育てのこと

 

写真の新聞の切り抜きは、私が財布の中に入れて常に持ち歩いている「お守り」です。かれこれ5年くらい持ち歩いていると思います。少しボロボロになってきましたが、時々読み返して励みにしています。

結婚すること、地元を離れ東京に行くことは母にキチンと筋を立てて連絡しましたが、翌年に妊娠したこと、出産したことは母に言いませんでした。

私の両親(おまけ) - 母のようになりたくないのに

詳しくはこちらをご覧ください。

母を捨てた私に「里帰り出産」なんて選択権はありません。それを覚悟で妊娠、出産をしました。

しかし、子どもが生まれ「ママ友付き合い」が始まるといやでも応でも「実家」の話や「実母」の話が話題になります。

子育て支援センターで出会うママさん、児童館で出会うママさん、公園で出会うママさん…

「里帰り出産で実家に帰ったよ。」

「実家の母が産後手伝いにきてくれたよ。」

「自分の体調が悪い時母がきてくれたよ。」

「週末は時々子供をばぁばの家に預けるよ。」

よそはよそ、うちはうち…わかっているはずなのに隣の芝生は青く見えてしまうものです。

うちには「実母」も「義母」もいません。私は一人っ子だし、諸々の詳細を省きますが、訳あって我が家は「女手」が足りません。

もちろんそれもわかって結婚しましたが、「女手」が足りないとはこんなに大変なのか!!と、恥ずかしながら結婚をして初めて大変さに気づきました

いいなぁ…いいなぁ…みんなの芝生は青々としていいなぁ…

このままでは「羨ましい」が「妬み、嫉み」になって性格が曲がってしまいそう…そんな時、読売新聞の「人生案内」でこのお悩み相談を見つけました。

「自分にないものばかり嘆いていては、結局自分がみじめになるばかりです。

「違いを認めて否定せず。」

「夫婦で歩んできた道のりに、まず自信を持ってください。」

ハッ!!と目が覚めたのを覚えています。

「母」を頼ることはできないけど、私には共に「家族」という道を歩いている「夫」がいます。お互いまだまだ子育て初心者だけど、「言えばやってくれる」タイプの夫を変えていけばいいんだ。私が!!

私は早速この新聞記事を夫にも見せて、「これからは手伝ってほしいことをストレートに言います!」と宣言をしました。夫もその方が動きやすそうです。「気づいてよオーラ」に気づいて欲しい…そんなないものねだりはやめました。

育ってきた環境も違うし、性別が違えば考え方も違うわけで、だけど「夫婦」として共に歩いていくことを決め、子どもも授かりました。

お悩み相談の回答にあった「夫婦で歩んできた道のりに、まず自信を持ってください。」この気持ちを忘れず、そしてもし我が子が将来「家族」を持つことになったら…

私たち夫婦が経験したことを活かせるサポートができたら幸せだな…と思います。そのためには健康に気をつけて生活せねば(どうしようお鍋の〆がやめられない…)

 

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wihtコロナの生活の中「私は出勤、夫は在宅ワーク」な日が時々あります。最初の頃は私が出勤前にお昼ごはんの用意をしたり、私が帰ってくるまでお昼ご飯を食べずに待っていましたが、「ん?なんか違うな」と感じ、夫に「在宅ワークの日はお昼ごはん作ってくれない?」とお願いしたら(在宅ワークの)3回に1回程度ですが、お昼を作ってくれるようになりました。お昼作ってなくても「(乾麺を茹でるため)お鍋でお湯沸かしてるから」と私の仕事終わりに合わせて連絡をくれたりします。

先日は夫みずから、ゴミ箱にパンパンにたまったゴミを45Lのごみ袋に捨てていました。未だに何曜日が何のゴミの日か聞いてきますが、結婚して十数年…やっとここまで成長してくれました。


おばあちゃん日和

2021-01-22 00:43:04 | 日記

私は接客を伴う仕事をしています。

毎日様々なお客様がいらっしゃいますが、今日は「おばあちゃん世代」の方々とほんわかしたやりとりが多い1日でした。

1人目のおばあちゃんは毎日来店される方なのですが、少し認知機能が弱くなっているご様子で午前中に2~3回来店されます。

清算の際、お財布の中に小銭がたくさんあるのにお札で(しかも万札率が多い)お会計をしようとするので、お節介な私はついつい「お財布の中に小銭がたくさんあるみたいですので(小銭を)いただきましょうか?」と声をかけてしまいます。

するとおばあちゃんは「あら~ありがとうねぇ~」とトレーに小銭を全部出してくれます。私はその中から会計に必要なお金をいただいて、残った分の小銭をお財布に戻してあげます。「お財布が軽くなりましたね」と言うと、おばあちゃんはにっこり笑って「ありがとうねぇ」と言ってくれました。

残った小銭をお財布に戻した瞬間、おばあちゃんの手と私の手が触れました。(コロナ感染予防のため、私は薄手のゴム手袋をしています)

手が触れた時、おばあちゃんが「あったかい“おてて”だねぇ~~~、ここも…」とご自分の胸に手をトントンとあてる仕草をされました。

「あったかい“おてて”だねぇ~~~、心もあったかいんだねぇ~~~」

そう仰ってくれたような気がして嬉しかったです

2人目のおばあちゃんは、お会計をされたあと荷物を入れたリュックを1人では背負えなかったご様子だったので、リュックを背負えるようお手伝いをしました。おばあちゃんと私で「あらあらベルトが…うふふ」「肩が上がらなくて~ごめんなさいね。うふふ」と少し手こずりながらも和やかにお手伝いをすることができました。お支度の最後に杖をお渡しすると「ありうがとうね。助かったわ~うふふ」とにこやかに帰られました。手作りのマスクが素敵なおばあちゃんでした

3人目のおばあちゃんは店内に手袋を落としてしまったご様子で「手袋の落とし物ないかしら?」と尋ねられてきました。たまたまその数分前、レジの前に落ちていた手袋を拾っていた私は「もしかしてこちらですか?」と手袋を見せると「そう!それ~~~!」と、安堵するおばあちゃん。

おばあちゃんと私同時に「よかった~~~」と声がハモった瞬間、なんだか心があったかくなりました

 

withコロナの生活が続く中、カチンときたり、眉を潜めてしまいそうになるお客様も…正直います

それでも今日のように心があったかくなるようなお客様とのやり取りがあると接客の仕事にやりがいを感じます。

「年を取ってからの立振る舞いは人生の成績表」と聞いたことがあります。

私はどんなおばあちゃんいなるのかな?できればチャーミングなおばあちゃんになれたらいいな

 

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1人目のおばあちゃんは「となりのトトロ」に出てくるおばあちゃんとそっくりな口調でお話をします。もうそれだけで和んじゃいます。でもいつもお一人で来店されるので、おばあちゃんの生活を見守ってくれる人はいるのかな?と少し心配しています。。。

私は自分の祖父母になにも「祖父母孝行」ができませんでした。とても大事に可愛がってもらったのに、心配ばかりかけてしまいました。(心配の種は母ですが

なので、ご年配のお客様に対して何かお手伝いをする時は自分の祖父母に接する気持ちでお手伝いをするよう心掛けています。


なんで勉強しなくちゃいけないの?

2021-01-19 23:27:44 | 子育てのこと

我が家の子どもたちは学校のほかに「学習教室」に通っています。(受験に向けての「塾」ではなく、「補習」を目的に通っています。)

学習教室も毎日「宿題」があり、国語や算数のプリントを家でやって提出します。

昨日、学習教室の先生から電話がありました。

「〇〇(下の子)、宿題のプリントの表はやってるんだけど、裏をやってなかったり、問題集のページを飛ばしてやってたり…お母さん、お家でも様子を見てもらえますか?」

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーーーーン!!!!!

最近は特に問題なく、落ち着いてきたかなぁ?と思ってた下の子に黄色信号が点灯しちゃった!?

私が学習教室の先生と電話をしていると気づいた下の子はみるみる表情が曇っていきます。

「あぁお母さんに怒られる…どうしよう…」と言わんばかりの表情です。

私は先生に学習教室ではどんな様子ですか?落ち着いて勉強に取り組んでいますか?と尋ねました。

先生は「以前に比べてだいぶ落ち着いていますよ。なので(宿題をキチンとできなくて)余計に心配しています。」と教えてくれました。

うん…それならよかった。まだやり直せる。さて…どうしよう。どうしてあげたらいいんだろう。

以前の私なら先生との電話が終わった途端に烈火の如く怒鳴り散らして、自分でも感情が抑えられなくなって、言葉の暴力で下の子を傷つけたと思います。下の子もそれをわかってるから表情が曇っているのだと思います。 

もう私はそんな姿を子どもに見せたくないし、子どもに「叱られる=恐怖」と思ってほしくありません。

でも、ここで所謂「子育てHOW TO本」やネットで「子育て 勉強 声かけ」なんて検索して必要以上に情報を仕入れてしまったら…今度は私がパンクします。絶対。

コロナで学校が休校だった時、テレビやネットで他所様の家の勉強方法やステイホームの過ごし方を見て「あぁ…あたし全然できてない。どうしよう。」と悩んで焦ってイライラして…結果パンクしました。

ピリピリとアンテナを張りすぎるとポッキリ折れてしまう。ポッキリ折れたら糸が切れた凧のようにフラ~っと飛んで行ってしまう。

下の子の性格はわたしそのものです。こんなDNA似なくていいのに…

「HOU TO本」にもネットにも頼らないで自分の考えで子育てしなくちゃ。たとえ他の人に「それおかしいよ」と言われても…だって私の子どもだもん。

 

学習教室の先生との電話が終わって。

私は下の子に「宿題がちゃんと出来ていないところがあるんだって。明日取りに行ってきなさい。お母さんも一緒に見てあげるから。」と言いました。

下の子は「え?それだけ?」みたいな顔をしていました。

ちょうどその時下の子は学校の宿題(漢字の書き取り)をしていたので、「丁寧に漢字が書けるようになったね。学習教室の宿題もできるよ。」と声をかけました。

すると下の子は「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と聞いてきました。

あぁ…この質問がきたか。なんて答えればいいんだろう。なんて答えればこの子の琴線に触れることができるんだろう。

立派な大人になるため?

努力する練習?

困難な壁が立ちはだかった時に乗り越えられる力をつけるため?

抽象的な言葉で伝えてもこの子にはまだ理解できないだろうな。

私だったら…もし私が子どもの頃、母に同じ質問をしたら、なんて答えてもらったら納得したかな?

いろんなことを「否定」されて「反対」されてきたけど、あれもダメ、これもダメって進む道を塞がれてきたけど…

本当は母にこう言って欲しかった。

「あなたは自由なんだよ。なんにだってなれるんだよ。大丈夫。お母さんが応援してるから、頑張ってごらん。」

 

私は下の子にこう言いました。

「大人になった時“職業カード”がいっぱいあった方がいいじゃん。勉強を頑張ると“カード”が増えると思うんだ。」

お菓子のおまけカード、動物園などの入場券、乗り物1日券など、何かと“カード”物を収集する癖がある下の子。大好きな“カード”に例えたら伝わるかな?

電車の運転手カード、昆虫博士のカード、大工さんのカード、お魚屋さんのカード、おもちゃを作る人のカード…

自分次第でなんにだってなれるんだよ。自由なんだよ。どんな道だって歩けるんだよ。その道のスタート地点にはお母さんがいるから。「いってらっしゃーい!」って旗をふって立っているから。

明日は下の子と一緒に学習教室の宿題を取り組みます。

全集中するためのおやつも用意しました。富岡さん…力を貸してください!!

 

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向き合って、寄り添って、ちょっと離れたところから見守って…子育ての力加減って本当に難しいです。

勉強する意味を「カード」に例えて、下の子がどこまで理解できたか正直わかりませんでも理由も説明もせず、頭ごなしに「そんなの知らないよ!とにかく子どもは勉強しなさい!」なんて絶対に言いたくなかったんです。かと言って、変に小難しく「勉強とは~…」と語りたくなかったし。(そもそも小難しい言葉が出てこない

数日前、夫が「ママちゃん(夫は私をこう呼ぶw)最近ブチ切れなくなったね」と言ってくれました。その言葉が嬉しかったです。まずは私自身が「平常心」でなければ

 


年末年始読んだ漫画

2021-01-17 22:02:52 | 日記

ステイホームだった年末年始。家族で漫画を読んで過ごしました。

我が家は親子揃って漫画が大好きです

昨年の上の子の誕生日プレゼントは「鬼滅の刃」のコミック全巻でした。

写真の漫画は私が読みたくて購入している漫画ですが、家族全員で読みまわしています。

「SPY×FAMILY」は以前テレビで麒麟の川島さん(だったかな?)がオススメをしていたのがきっかけで読み始めました。

「妻&母」役をひたむきに頑張るヨルさんが大好きですアーニャも可愛い

我が家では、もしもこの先何かの縁でペットを育てる日がきたら「ボンド」と名前をつけよう!と決めています(笑)※ちなみに名前の第二候補は「鏑丸」第三候補は「福丸

「おじさまと猫」は最近始まったテレビドラマも見ています。草刈正雄さんがダンディでかっこよすぎです

福丸との運命の出会いの場面では思わず泣いてしまいました

「SPY×FAMILY」、「おじさまと猫」共にコメディの中にも心が温かくなるような場面がたくさんあるので大好きです

「女の園の星」は本屋さんで平積みされていて、帯の「このマンガがすごい!第1位」に惹かれて購入しました。

さすが第1位の漫画!!面白すぎます!!何度声を出して笑ったか!!電車の中で読んじゃダメなやつです。

佐々木倫子先生(「動物のお医者さん」の作者)の作品が好きな人はハマると思います

 

私や夫がリビングで漫画を読んでゲラゲラ声を出して笑う姿を見て、子どもたちも漫画を読むようになりました。

上の子は私の本棚から漫画を持ってきて「あたしんち」「動物のお医者さん」「ブラックジャック」「よつばと!」などを読破していました。

もう少し大きくなったら「ガラスの仮面」も読んでくれるかなぁ。…いつ完結するかなぁ

昨年Amazonのプライム会員をやめたので、購入している漫画の新刊や読んでみたい漫画などを気軽にポチっと出来なくなりました。(おかげで漫画の衝動買いがなくなり、無駄遣いが減りました)

なので書店に出向いて本を購入するのですが、久しく書店で本を探すことをしていなかったので本の探し方が下手になっていました。平積みされている本はいいのですが、「何かいい本はないかな」とか、SNSで話題になっている本とか…「タイトル」や「作者」や「出版社」を頼りに「背表紙」で探すのってこんなに大変だったっけ!?と感じました。「検索」すればすぐ見つけられるネットと違い、書店での本探しは思わぬ「出会い」もあったよなぁ…と。

高校生の時、国語の先生が「辞書」をひくことの大切さを教えてくれたことを思い出しました。

「辞書を引くと、調べたい言葉の他にも違う言葉を覚えることができるんだよ。」と言っていました。「新しい(知らなかった)言葉と出会えるんだよ。」と。

書店での本探しも似ているような気がします。

Amazonをやめて無駄遣いがなくなったとはいえ、これから新しい漫画との出会いにワクワクします「大奥」の最終巻にドキドキです)

 

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私の母は「漫画やアニメに何か恨みでもあるの?」というくらい漫画、アニメを毛嫌いしていました。私がお小遣いで買ってきた漫画を「店に返してこい!」というほどでした。

それでも私は隠れキリシタンの如く母にバレないように漫画を読んできました。(「今日は残業だから」と嘘をついてマンガ喫茶で3時間コースとかしていました。)

一人っ子で、鍵っ子で、何かと母から「否定」「批判」「反対」をされてきた私の唯一の楽しみが「漫画」でした。「紫の薔薇の人」や「三井寿」や「入江直樹」や「鬼宿」や…あげたらきりがないほど漫画の登場人物が心の支えでした。

そしていま。

家族で同じ漫画を読みまわして、食卓を囲んでる時に感想を話し合う…至福のひとときです

アニメ「Dr.STONE」にハマっている夫…原作漫画を買わないかなぁ~と密かに思っています(笑)

あと、そろそろリビングに漫画専用の本棚が欲しいです


心療内科の話

2021-01-13 00:02:47 | 病気のこと

現在私は月に2回ほど心療内科に通院しています。

心療内科に通うきっかけについてはコチラをご覧ください

 

心療内科に通うきっかけ① - 母のようになりたくないのに

 

心療内科に通うきっかけ② - 母のようになりたくないのに

昨年の晩夏「〇〇区 心療内科」と検索し“ここの先生なら…”と直感を信じ、病院に電話をかけました。

「初診なんですけど…」と伝えると、受付の方が「どのような症状がありますか?」と尋ねてきました。

私は緊張のあまり声が震え、また上手く話せないことがもどかしくて涙がこぼれてしまいました。

「うまく話せなくてすみません」と言うと「大丈夫ですよ。ゆっくりお話ししてください。」と優しく声をかけてくれました。

まだ先生に診ていただいていないけど「あぁ…この病院を選んでよかった」と安堵した瞬間でした。

私は心療内科に行くことを子ども達にも話しました。

お母さんはこれからもずっとずっと家族で仲良く暮らしていきたい。あなたたちの一番の応援団長でいたい。もうイライラしてあなたたちを傷つけたくない。だから心の病気を診てくれるお医者さんに行くことに決めたよ。

 

診察を予約した当日。待合室には私一人だけでした。初診の患者は診療時間外に診てくださるとのことでした。

名前を呼ばれて診察室に入ると、とても穏やかなお顔をした先生がゆったりとした革張りの椅子に座っていました。「どうぞお座りください」と私が座る椅子も同じような革張りの椅子です。

先生は白衣も着ていません。病院の診察室という感じはまったくありませんでした。

改めて私は今の気持ちを先生に話しました。

子どもの頃からありとあらゆることを母に否定され、反対されてきたこと。

母のようになりたくないと強く願うのに、自分が母になったいま時々現れる、自分の中の「母」の存在。

母のようになりたくないと思えば思うほど自分の子育てが空回りして、大切な家族を苦しめてしまうこと。

そして。

絶対に絶対に絶対にありえないことだし、考えてもいけないことだけど…

ふと背中を押されたら、私もあの人たちのように向こうに行ってしまうのかな…と思う自分が怖いこと。

大好きで、大切で、愛おしくて、かけがえのない宝物の家族がいるのに…向こうに行くことを考えてしまう自分が怖いと。

本当はこんな弱い人間になりたくない。

太陽のようなお母さんになりたい。

子育てのことも、コロナのことも、「お母さんがいるから大丈夫!一緒に乗り越えようよ!」

そんなお母さんになりたい。

 

先生は私の話を「うん。うん。」「そうだったの。大変だったね。」と、時々私にティッシュを差し出しながら静かに聞いてくれました。

正直、ここまでの胸のうちを夫にすら話したこともありません。もちろん夫にも心療内科を受診したい話はしました。でも詳しくは話せなかった…。大切な人だからこそ困らせたくなかったんだと思います。

心療内科を受診した日の夜。先生に何もかも吐き出して、たくさん泣いて。そして処方された薬のおかげで数か月ぶりにぐっすり眠れました。

通院を始めて何度目かのある時。

先生がyoutubeで「マインドフルネス瞑想」って調べてごらん。と話してくれました。(ん?瞑想?ちょっとあやしいやつ!?と失礼ながら思ってしましました

実際には全然あやしいことではなく(当たり前!)、ものすごーーーく簡単に言うと「いまやってることに集中する」。

仕事中なのに余計なことを考えてしまう。そんな時には「マインドフルネス」のスイッチON。

「あーダメダメ。余計なことは考えない!はい!仕事に集中!私はいま〇〇を〇〇してます!私はいま〇〇を〇〇してます!」

家事をやってる最中、むかし母に言われたキツイことを思い出す…。そんな時には「マインドフルネス」のスイッチON。

「はい余計なことは考えない!私はいまお風呂を洗っています!スポンジの感触、浴槽の壁をつたう泡の流れ方、石鹸のにおい…。私はいまお風呂を洗っています!」

こんな感じで、余計なことを考えてモヤモヤしている自分に「はい!こんな時にはマインドフルネス!」と通販番組みたいに突っ込んでクスッと笑ってしまうときがあります

「マインドフルネス」について、正直これで合っているのかわかりませんまだまだ勉強中です。

 

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「はい!こんな時にはマインドフルネス!」が通用しないほどモヤモヤしたり、イライラしたり、落ち込むこともあります。母の影響でしょうか、物事を「白か黒」「0か100」できめてしまうところがあります。またその考えを子どもにも押し付けてしまうのではないかと不安になるときもあります。この世には白でも黒でもないグレーがあること。そのグレーも薄いグレーや濃いグレーがあること。0でも100でもない20や50や50.5だってあること。いつも肝に銘じて子育てをしていきたいです。