写真の新聞の切り抜きは、私が財布の中に入れて常に持ち歩いている「お守り」です。かれこれ5年くらい持ち歩いていると思います。少しボロボロになってきましたが、時々読み返して励みにしています。
結婚すること、地元を離れ東京に行くことは母にキチンと筋を立てて連絡しましたが、翌年に妊娠したこと、出産したことは母に言いませんでした。
詳しくはこちらをご覧ください。
母を捨てた私に「里帰り出産」なんて選択権はありません。それを覚悟で妊娠、出産をしました。
しかし、子どもが生まれ「ママ友付き合い」が始まるといやでも応でも「実家」の話や「実母」の話が話題になります。
子育て支援センターで出会うママさん、児童館で出会うママさん、公園で出会うママさん…
「里帰り出産で実家に帰ったよ。」
「実家の母が産後手伝いにきてくれたよ。」
「自分の体調が悪い時母がきてくれたよ。」
「週末は時々子供をばぁばの家に預けるよ。」
よそはよそ、うちはうち…わかっているはずなのに隣の芝生は青く見えてしまうものです。
うちには「実母」も「義母」もいません。私は一人っ子だし、諸々の詳細を省きますが、訳あって我が家は「女手」が足りません。
もちろんそれもわかって結婚しましたが、「女手」が足りないとはこんなに大変なのか!!と、恥ずかしながら結婚をして初めて大変さに気づきました
いいなぁ…いいなぁ…みんなの芝生は青々としていいなぁ…
このままでは「羨ましい」が「妬み、嫉み」になって性格が曲がってしまいそう…そんな時、読売新聞の「人生案内」でこのお悩み相談を見つけました。
「自分にないものばかり嘆いていては、結局自分がみじめになるばかりです。」
「違いを認めて否定せず。」
「夫婦で歩んできた道のりに、まず自信を持ってください。」
ハッ!!と目が覚めたのを覚えています。
「母」を頼ることはできないけど、私には共に「家族」という道を歩いている「夫」がいます。お互いまだまだ子育て初心者だけど、「言えばやってくれる」タイプの夫を変えていけばいいんだ。私が!!
私は早速この新聞記事を夫にも見せて、「これからは手伝ってほしいことをストレートに言います!」と宣言をしました。夫もその方が動きやすそうです。「気づいてよオーラ」に気づいて欲しい…そんなないものねだりはやめました。
育ってきた環境も違うし、性別が違えば考え方も違うわけで、だけど「夫婦」として共に歩いていくことを決め、子どもも授かりました。
お悩み相談の回答にあった「夫婦で歩んできた道のりに、まず自信を持ってください。」この気持ちを忘れず、そしてもし我が子が将来「家族」を持つことになったら…
私たち夫婦が経験したことを活かせるサポートができたら幸せだな…と思います。そのためには健康に気をつけて生活せねば(どうしようお鍋の〆がやめられない…)
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wihtコロナの生活の中「私は出勤、夫は在宅ワーク」な日が時々あります。最初の頃は私が出勤前にお昼ごはんの用意をしたり、私が帰ってくるまでお昼ご飯を食べずに待っていましたが、「ん?なんか違うな」と感じ、夫に「在宅ワークの日はお昼ごはん作ってくれない?」とお願いしたら(在宅ワークの)3回に1回程度ですが、お昼を作ってくれるようになりました。お昼を作ってなくても「(乾麺を茹でるため)お鍋でお湯沸かしてるから」と私の仕事終わりに合わせて連絡をくれたりします。
先日は夫みずから、ゴミ箱にパンパンにたまったゴミを45Lのごみ袋に捨てていました。未だに何曜日が何のゴミの日か聞いてきますが、結婚して十数年…やっとここまで成長してくれました。