今年の夏休み、息子が一時帰宅をしました。
迎えは夫が行きました。「新幹線や高速バスで帰ってくるのはつまらない。」という事で、“青春18きっぷ”を利用して普通電車を幾度か乗り継ぎ帰ってきました。
「いま息子を回収した。これから帰還します。」
「〇〇行の電車に乗ったよ。ボックス席が新鮮。」
「駅そば食べたよ。」
「乗り換えでのためダッシュしました。」
都内に入り、最寄りの路線に乗り換えるとまたLINEが届きました。
「息子、目が潤んでます。“泣きそう”だって。」
添付された写真の息子は笑顔でしたが確かに目が潤んでいました。
「ただいま!!」
うわー!変わってない!うわー!懐かしい!うわー!うわー!うわー!
興奮気味の息子。600数十日ぶりの我が家です。
「おかえりなさい。手を洗ったら、おじいちゃんにも帰ってきたことを報告しなさい。」
手洗い、うがいを済ませた息子がお仏壇へ向かいます。
大好きなおじいちゃんの遺影を見た瞬間。
息子は声をあげて泣きました。
私は息子を抱きしめてもう一度「おかえりなさい。」と言いました。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本来なら家庭復帰までのプロセスは「面会→外出→数日の外泊」を繰り返して慣らすそうですが、施設側の後押しもあり「思い切って夏休みは丸っと一時帰宅してみましょう。」となりました。前例のない長期一時帰宅に児童相談所は難色を示していましたが「週に1回児相と面談をする。」と約束をして実現できました。
息子と相思相愛だったおじいちゃんも喜んでいたと思います
我が家は毎年夏の間、電気代(エアコン)節約のため家族全員リビングに布団を敷いて寝ています。
息子が帰ってきて久しぶりに家族みんなで横になって(さすがに“川の字”にはなれませんが。←狭くて)
毎年やってたことなのに何だか修学旅行の夜のような気分でした
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