田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

佐賀空港とコスモス

2021年11月02日 | 日々の出来事

 先月下旬のことです。今年はコスモスとは縁がないと思っていたら、佐賀空港近くのコスモスが綺麗だと聞き出かけました。しかし花の盛りは過ぎていて風も強く、なかなか思うような写真が撮れません。コスモスの向こうに小さく空港ビルが見えます。

 

 佐賀空港公園には退役したYS-11が展示されています。この飛行機は戦後初の国産旅客機で、安定した性能で親しまれていましたが今は航空自衛隊に数機だけ現役で残っているそうです。以前は空港ビルのそばに展示されていて、案内の係員もおり機内を見学することが出来ました。

 YS‐11には若いころに一度だけ乗ったことがあります。出張で弘前に行った折り、大阪と青森間をこの飛行機で往復しました。帰りの便で1時間半も経った頃でしょうか、急にプロペラの回転音が小さくなってどきりとしました。すわエンジントラブルかと思ったのですが、機は能登半島の上空まで来ていて、降下のために出力を下げたのでした。まだ飛行機に乗り慣れない頃の話です。

 往路で伊丹から乗機する際には手荷物検査を終えた後、別の階段から1階へ降りて買い物をし、また2階の出発ロビーへ戻ったりしました。その頃はまだ空港の保安検査体制はのんびりとしたものでした。

 佐賀空港ビルです。近年のインバウンド効果もあって利用客が増え、ビルの増築や無料駐車場の拡張が行われました。名前も「有明佐賀空港」から「九州佐賀国際空港」へ。しかしコロナ禍で外国人観光客の姿が消え、この日は羽田便のキャンセルもあってビル内は閑散としていました。

 屋上展望台からの眺望です。遠くに佐賀市街があります。現役時代はストレスが溜まると、よくここへ来たものです。空港の南は有明海、周りには佐賀平野が広がっています。

 この日はエプロンに旅客機の姿はなく、滑走路からは小型機が飛び立っていました。

 先日、用事があって長崎市まで鉄道の旅をしました。近く投稿したいと思います。

 

 

 

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