先週の土曜日、町内のどんど焼きが行われました。こちらの地方では左義長と呼ぶところもあります。松の内の締めくくりとして、しめ縄などの正月飾りを燃やします。今では週末にする地区が多いですね。
その前日には柳川の日吉神社にお参りして来ました。神社まで来ると、私の後ろから肩を組んだお年寄りが歩いてきます。新年会の帰りでしょうか、だいぶ聞し召しています。のどかな正月明けの風景です。
鳥居の向こうが日吉神社です。
神社の入り口には5メートルもある巨大なお多福のお面が飾られています。十数年前から続く恒例行事で、年末からひな祭りが終わる4月3日まで設置されています。
この日吉神社は柳川の総鎮守で、歴代藩主を祀る三柱神社とともに市民に親しまれています。
静かな雰囲気の手水舎。観光客が多い寺社と違って地元に密着した神社です。
三猿。日吉神社の神猿は「魔が去る」「勝る」などに通じ、魔除けの象徴として縁起の良いお猿さんだそうです。
拝殿です。左にあるのは「結の宝袋」。ひな祭りの伝統的な飾りである柳川の「さげもん」。その縁起物の一つである「宝袋」に、願い事を書いた紙を入れて吊るします。絵馬と同じです。
大きなお多福人形が参拝客を迎えてくれます。私もちょっと微笑みたくなりました。
「おたふく」と「おかめ」はいずれも幸福の象徴ですが、二人の人生は大きく異なります。京都の大報恩寺(千本釈迦堂)には「おかめ塚」があり、ホームページに「おかめ」さんの由来が紹介されています。
神社のそばに掘割があり、川下りのコースになっています。水上売店にどんこ船がつきました。いまの時期はこたつ船。冬の閑散期の風物詩です。
先ほどの船が遠ざかります。右に舫っているのは「花嫁船」。日吉神社で挙式したばかりの新郎新婦が、ここから披露宴会場まで船に乗って行きます。川下りで花嫁船に遭遇する観光客は幸運です。
むかし、柳川に住む従弟もこの神社で式を挙げ、私も後続の船に乗り込みました。花嫁船は岸辺の人や行き交う船から祝福を受け、水郷にはゆっくりとした時間が流れていきます。
おかめを見ますと心が笑いたくなります
今年は雲仙でお参りして地元では何故だか
おまいりしていません
どんど焼きには主人がしめ縄を焼いてきてくれました
今年こそは(さげもん)を見学したいな(^_-)-☆
柳川のさげもんめぐりは2月11日からです。
今からが一番寒くなりますが、
もう春の足音が聞こえてくるようで、季節の巡るのは早いものです。
両親も柳川なので、懐かしいです
また行きたいな♪
柳川の雛祭りといえばさげもんですね。
柳川の街が好きで、よく写真を撮りに出かけます。
ブログにも何度か投稿しています。
家内が元気なころから、さげもんめぐりには毎年出かけています。
御花はここ数年工事中でしたが、今年はどうでしょうか。
豪華な雛飾りが印象に残っています。
祖母家のそばや母の母校だったりよく遊んだ川や堀だったり色々と見たことのある風景と、随分観光地化したなぁという風景 そして、柳川でも知らなかった場所もあり興味深く見せていただきました ありがとうございます
是非又柳川に行かれた際には投稿をしてくださいね
小学生のころ、三柱神社の近くに叔父が住んでいました。
泊りがけでよく柳川に遊びに行きました。
掘割沿いを叔母に連れられて歩いたり、芝居を見に行ったり。
その頃の掘割では、子供たちが水遊びをしていました。
城下町としての建物はあまり残っていませんが、街並みや祭り、風俗など、
昔の面影をいまも伝えています。
静かで風情のあるいい街です。
時々、掘割などの写真を撮りに柳川を歩いています。
コメントありがとうございました。