2009年5月7日。
ネパール時間午前10時30分頃に起こったエベレストでの雪崩の動画です。
その圧倒的な規模とスピードが伝わりますでしょうか。
隊員たちはこの氷河を3往復、スタッフたちは5往復以上もしたんです。
この日の午前中はプジャをしていて、それがちょうど終了し、
ベースキャンプは、ほのぼのとした空気に包まれていましたが、突然の轟音が。
西稜の末端6000m付近に垂れ下がっている懸垂氷河の一部が自然崩壊し、
アイスフォール帯の登山ルート上をたった数秒で通過して、氷河を覆い隠します。
雪煙は、2分以内に5200mのベースキャンプに到達し雪を降らせます。
偶然にもトイレテントからダイニングテントに戻るときに発生し、
ポケットのオリンパスT8000を動画モードを起動しました。
落下した氷の塊は、学校の体育館程度の大きさだったろうけど、
増幅した爆風と細かく飛び散った氷の粒は、新宿の高層ビルや
東京ドームを超える規模に拡大していただろう。
心配だったのは、マックさんとラムカジがC1からBCに向けて行動をする日で、
その安否が確認できなかったこと。無線で声を聞くまではドキドキでした。
結局、マックさんは寒さのためバーナーが燃焼せず水ができなかったため、
出発が大幅に遅れていて、C1にまだいました。
ちょうどアイスフォールを通過していたラムカジは、危機一髪。
自分の前方(下方)20mくらいのところを氷塊が通過していったとのこと。
それでも、この雪崩で、他のチームの数名のメンバーが負傷し、
そのうちの1名が行方不明となり、捜索が毎日のように続けられていましたが、
残念ながら、未だに見つかっていないようです。
ネパール時間午前10時30分頃に起こったエベレストでの雪崩の動画です。
その圧倒的な規模とスピードが伝わりますでしょうか。
隊員たちはこの氷河を3往復、スタッフたちは5往復以上もしたんです。
この日の午前中はプジャをしていて、それがちょうど終了し、
ベースキャンプは、ほのぼのとした空気に包まれていましたが、突然の轟音が。
西稜の末端6000m付近に垂れ下がっている懸垂氷河の一部が自然崩壊し、
アイスフォール帯の登山ルート上をたった数秒で通過して、氷河を覆い隠します。
雪煙は、2分以内に5200mのベースキャンプに到達し雪を降らせます。
偶然にもトイレテントからダイニングテントに戻るときに発生し、
ポケットのオリンパスT8000を動画モードを起動しました。
落下した氷の塊は、学校の体育館程度の大きさだったろうけど、
増幅した爆風と細かく飛び散った氷の粒は、新宿の高層ビルや
東京ドームを超える規模に拡大していただろう。
心配だったのは、マックさんとラムカジがC1からBCに向けて行動をする日で、
その安否が確認できなかったこと。無線で声を聞くまではドキドキでした。
結局、マックさんは寒さのためバーナーが燃焼せず水ができなかったため、
出発が大幅に遅れていて、C1にまだいました。
ちょうどアイスフォールを通過していたラムカジは、危機一髪。
自分の前方(下方)20mくらいのところを氷塊が通過していったとのこと。
それでも、この雪崩で、他のチームの数名のメンバーが負傷し、
そのうちの1名が行方不明となり、捜索が毎日のように続けられていましたが、
残念ながら、未だに見つかっていないようです。