けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

誕生日

2010-10-28 13:25:38 | 日々あれこれ…
昨日のBCイベント、
たくさんの人が集まってくれました。

新しい人からも、いつものクラブ員の笑顔からも
たくさんパワーをもらいました。

ありがとうございます。


先週の、名古屋&大阪のイベント、
そして、神戸六甲山の岩登り体験会でも
たくさん、たくさんパワーをもらいました。

本当にありがとうございます。



会場に来たすべての人とお話ができませんでしたが、
また、落ち着いてお話しできる機会が近々来ると思っています。


昨日で、AGは12歳になりました。
コヤもその1日前に一歳年をとりました。

頑張らないと。

★写真は六甲です。★

東京かぁ。

2010-10-15 19:21:50 | 日々あれこれ…
けんけん@東京です。

日本はちょうど過ごしやすい季節になっているようですね。
さまざまな事が移り変わる、この季節、なんかいいですねぇ。

順応しやすい気候ですが、心の順応には時間がかかります。
ゆっくりと、ゆっくりと順応したいところですが…。

やらなければならない事もたくさんあるので、
やはり時間はビスタリビスタリ…とはいきませんね。


さて、今日はAGに大阪の“とっき~”が突然に東京にきていて…

そっかぁ、ちょっとだけ新しくなった彼女の人生が始まったわけで、
応援したいね。でも大阪のイベントがちょっと寂しくなるね。

ランチは食べちゃったって言うから、1階の『近ちゃん』で、
海外から帰ってきたら絶対食べる“さば味噌定食”を一人で堪能。
やっぱり、この味!骨までトロけて、おいしかった。

午後は、シンメイさんのお宅にお邪魔してきました。

奥様、娘さん、お父様、義妹さん…お会いしてきました。
いろんなお話をしましたが、もっともっとお話ししたかったです。

でも、89歳になるお父様の戦時中のお話が聞けてよかったです。
そのお話の中にシンメイさんの幼少~青春時代の姿が見えました。

あの誠実さと強さは、ここから来たんだなぁっと。。。


帰りに、久々に古い友を尋ねました。
東京の空はなんか緩やかで優しく感じました。

そうだねぇ、ここで生まれて、ここで育ったからねぇ。
岩峰群だけでなく、摩天楼も僕の友達かも…。

★写真は、東京駅から見た丸ビルの摩天楼★

ラスト・カトマンズとなりました。

2010-10-12 21:11:52 | マナスル2010
日数がかかりましたが…、

BCよりサマガオンを経由して、全ての装備とともに
下山のトレッキングをしていたプラチリ率いるAGチームが
やっとカトマンズに到着しました。

みな疲れもみせずに、テントを乾かしたり、荷物を整理したり…
彼らの笑顔と明るさに癒されます。

ネパール登山協会にも最終のレポートを提出して、
『AGマナスル登山隊2010』が終了した報告をしました。

登頂者は、高ちゃん、kumiちゃん、ラクパ・チリ、タルケ、
そして、僕の5名となりました。

全員で山頂に立てなかったのは残念ですが、
とても楽しく、お互いに敬意を持った、気持ちの通じ合うメンバーで、
素晴らしい登山隊だったと思っています。

高ちゃんがネパールスタッフとBCに辿りつくのを、
本当に本当に心の底から待ち続けてくれ、BC帰還を喜んでくれました。


しかし、悲しい報告もあります。

僕達と共に行動し、トレッキング中は常にトップを歩き、
BCではユーモアのある話題を提供してくれたシンメイさんが
9月24日、ベースキャンプ生活中に倒れ、この世を去りました。

夕食の時間に、自分のテントから食堂テントに歩いてくる、
わずか15mくらいの間に倒れ、帰らぬ人となりました。

シンメイさんのご家族の意向もあり、
登山隊の終結がみえるまで、触れないできましたが、
本日ここにご報告させていただきます。


9月24日に『壁』というタイトルでブログアップした夜に…
登山隊は大きなショックを受け、
さらに大きな壁にぶつかる事になってしまいました。

しばらくブログを書くこともできませんでしたが、
全員でミーティングをし、登山を継続しようと決定しました。

隊員たちは、この悲しく辛い出来事の中でも、
しっかりと自分を見失わずに、超高所での生活を
本当に頑張って過ごしてくれました。

本当に感謝しています。


隊員たちは、帰国フライトの予約が次々にとれて、
今朝の段階で高ちゃん、
そして、これからメラピークを目指すトシさんが残っているだけになり、
かなり寂しくなりました。

トシさんは、夕方最後のフライトでルクラにとんだそうです。
そして、私達も明日のフライトで日本へ向かいます。

皆さんの応援や居合わせた世界中のチームたちに支えられ、
無事に帰国できる事に大きな感謝をしています。

『AGマナスル登山隊2010』に
たくさんの声援、応援、本当にありがとうございました。

隊員たちは、それぞれの次のステージに向かいました。

皆さんの応援が必要な時がまた必ずきます。
そのときには、是非、また大きな力を貸してください。

ありがとうございました。
けんけん@カトマンズ

カトマンズにて…

2010-10-06 20:21:08 | マナスル2010
ご心配おかけいたしましたが、
カトマンズにメンバーたちは到着しました。

カトマンズ、暑いですねぇ。
羽毛服を着たまま到着した隊員たちは、
“くらぁ~”っとしたみたいです。



さて、本日。

カジを含めて先に帰国を希望していた4名、
サブちゃん、鍋ちゃん、中尉がTGさんに乗って帰国。
ホテルを後にして出発しました。

ちょっと寂しくなって、
ポカンと穴が開いた感じです。


そして…

プラチリをリーダーとするトレッキング荷下隊の
カトマンズ到着予定の見込みが何とか決まって、
9日の夜あたりに到着できそう!

長い道のり、ご苦労様です。

それを待って、装備の整理をして、
荷物をまとめて帰国する予定の隊員たちも
それぞれ、安いホテルに変更したりして…。

チョーオユーの竹内君も戻り、
エベレストの栗木君も同じホテルに戻ってきたけど、

やはりダウラのチームが大変です。


少しはお手伝いらしき事をしてますが、
やっぱりポカンと放心しているような感じです。

しばらく、ポカンとした状態でカトマンズに滞在して、
喧騒と時間の流れが穴を埋めていくのを待つようでしょうか。

ラスト・マナスルBC!

2010-10-04 03:20:37 | マナスル2010
けんけん@雪がチラチラのマナスルBCです。

みなさん、本当に応援ありがとうございました。
たくさんたくさん、ご心配をおかけいたしました。

高ちゃんも無事にBCにたどりつき、
ネパールスタッフたちもBCに帰還して、
祝杯をあげることができました。

高ちゃんが到着した嬉しさで頭がポ~としてしまい…、

明日のヘリフライトでのBC脱出にむけて装備を整理したり、
サマガオン村のポーター争奪戦、各国隊へのご挨拶、
スペイン隊をC2で助けたときのテントの回収、
上部キャンプからの荷下げなどなど、

そして、ネパールスタッフ2名、チェパとカミ・ギャルツェンが
手に凍傷を負っており、その下山手配などなど…、

たくさん言い訳がありますが…、

ごめんなさい!
高ちゃんBC帰還のブログアップが遅れました!

飯田橋留守番隊、本当にありがとう。
そして、心配かけて申し訳ありませんでした。

☆写真は高ちゃんが帰還して笑顔の記念写真!御礼に来たスペイン隊の隊長も☆


ダウラギリのニュース聞きました。
とてもとても衝撃です。残念です。悲しいです。

カトマンズ出発前に、田辺チームと一緒の写真をアップしたように、
お互いに頑張ろうってエールを送りあったのに…。
ホンちゃん…なんとか出てきて!ミラクルおこして!


悪天はマナスルだけじゃなかったんだね。


昨日、C2からkumiちゃんと下山を始めて間も無く、
ホワイトアウトした景色から、うっすらと見えた光景は、
かなり広範囲の雪崩のデブリでした。

そのど真ん中に立っている自分たち…ハッとしました!

山頂から下山を開始して、頑張れれば、
そのままC1まで下山しようかとも考えていました。

でも、高ちゃんが遅れていたからC2でステイしたんです。
もし、そのまま下山していたら…。


何かの力が僕たちをC2に止めてくれたんだと思います。


高ちゃんが、チェパたちが…C3で強風と寒さに耐えてくれて、
テントも3張りとも崩壊して、装備も食料もたくさん吹き飛んで…。

でも、それで僕たち2人は助かったのかも。
偶然かもしれないけど…僕たちにはミラクルがあったのかも。

本当に感謝。ありがとう!

そして、たくさんのパワーを送ってくれて、見守ってくれていた、
たくさんの人の念や気や力があったのかも知れないって思います。

明日、無事にヘリフライトがカトマンズへ運んでくれますよう…
もう少し、パワーを貸していて下さいね。

カトマンズから、またご挨拶ができますように。
ではでは。

BC到着

2010-10-03 20:43:02 | マナスル2010
飯田橋留守番隊より速報です。

カトマンズのオフィスを通して状況の連絡がありました。

高ちゃん  無事にBCに戻りました。

みんなとても疲れていますが、元気とのことです。

そして、いきなりですが、明日にヘリを利用して、
隊員がカトマンズに戻ります。

天気がよければ、現地時間の午前中にはカトマンズに到着しますので、
詳しい話をけんけんよりアップできるでしょう。
ここで、飯田橋留守番隊は皆さんへのブログアップが終わります。

最後に一言だけ。

皆さんの応援が隊員だけではなく、私たち留守番隊にとっても
とっても力になりました。現地が心配なときもみんなの明るい
コメントに助けられました。本当に、本当に有難うございました!!

☆写真は、BCに到着してプジャ祭壇に手をあわせる高ちゃん。

けんけん@まったく雪のマナスルBCです。

2010-10-03 03:17:34 | マナスル2010
とにかくBCに着きました!

とにかく嬉しいです。

隊員たちと顔を合わせて、たくさん話して…



一時的に安否がわからなかった高ちゃんも

頑張ってBCまで下りようとしましたが、

今夜は、2人の助さん角さん的なシェルパ、

パサンとチェパとC1で賢明に宿泊することなり、

明日、BCに下りてきます。


たくさんの応援メッセージありがとうございます。

まだ読んでいませんが、明日に隊員全員に見てもらいます。

今夜は、けんけんも、さすがに寝たいと思ってまして…。

明日にまたいろいろ報告させてください。

ではでは、皆さん、本当にありがとうございました。

写真は、マナスルのリアルスノーピークのkumiちゃんです。

あと少し!!

2010-10-02 19:44:18 | マナスル2010
飯田橋留守番隊より発信します。

なかなか現地との連絡ができず心配をおかけしました。

現状からご報告します。

Kumiちゃん、けんけんは先程ベースキャンプに無事!!
少し遅れていた高ちゃんですが、現在、C1に下る最後の
懸垂氷河を通過中です。
今日は、C1またはC2に宿泊して、明日に下山と
予想していたのですが、エベレスト登頂者をなめてはいけません、
今日中にベースキャンプまで降りることができそうとのことです。

高ちゃんとずっと一緒に行動しているシェルパ2人、
C3の撤収を終えた2人のシェルパ、
C2から迎えに行った、ランパブシェルパ
そして、BCから「迎えに行く」と言って登り返した
2人のシャルパ、合計7人の強靭なシェルパと共に
最後の下りを頑張って歩いています。

ベースキャンプのサブちゃん曰く
「高ちゃんと、7人の侍の到着をメンバー全員で待っている」

もう少しです。

本当に頑張れ。

シェルパにも感謝、感謝です。

次回のブログはおそらくけんけん本人からできそうです。
今しばらくお待ち下さい!!

C2に戻りました!

2010-10-01 19:27:53 | マナスル2010
飯田橋留の守番隊より発信しています。

けんけんより連絡がありました。

kumiちゃん、けんけんはC2に、高ちゃんはC3に到着
しました。高ちゃんにはシェルパが4人付いてくれていて、
酸素も十分あるので、明日の下山に向けて少しでも体を
休めてほしいです。

明日は高ちゃんを待って、下山となります!


C3到着!!

2010-10-01 19:03:46 | マナスル2010
飯田橋の留守番隊より発信しています。

けんけんより電話が入りました。

kumiちゃんと共にC3に戻りました!!

なんと、けんけん、kumiちゃん共に約8000m地点から
スノーボードでC3まで滑走したそうです

高ちゃんはシェルパ2人と共にC3へ向かって頑張って
下山中です。

今日は、隊員、シェルパ共にC2まで下山します。
あと少し、お天気もってね。山の神様おねがいね




登頂しました!

2010-10-01 16:50:39 | マナスル2010
飯田橋の留守番隊より発信しています。

けんけんより連絡がありました。

現地時間13:00、kumiちゃんとけんけんの2人が
マナスルに登頂
kumiちゃん頑張りましたね

高ちゃんはもう少し下部にて行動中とのこと。
あともう少し。

風が強くなってきてるので、早々に下山開始するそうです。