けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

ナムチェバザールです。

2005-11-06 12:51:00 | ネパールトレッキング
AGの衛星電話の調子が悪かったので、
代替機を借りてきたんですが、今度はケーブルの愛称が悪くて、
接続ができないようです。

ここは、エベレスト街道で一番にぎやかな、
ナムチェバザールという村です。標高は約3600mです。

ここには、AGチョモランマなどの登山隊のサーダーを勤めてくれた
ラクパ・テンジンの自宅兼ロッジがあり、昨夜はここに泊まりました。

今回のトレッキングは、埼玉県の三芳から来たハイキングクラブの皆さん。
大いに盛り上がって、楽しいトレッキングをしています。

サーダーは、チョー・オユーに引き続き、パサン・キダー!
ものすごく順調にルクラにフライトができましたが、
私たちの後のフライトは、上りも下りもカトマンズの濃霧のために
キャンセルとなりました!とてもラッキーです。

ルクラでは、冬季エベレスト登頂のナワン・ユンデンのロッジで
なんとラクパ・テンジンがお出迎え!
日本発の公募登山隊だった2002年のチョ・オユーに参加していた
“漁師”ことアン・チリもそこにいて、一緒にトレッキングすることに。

今回のコックは、ミンマドゥールですが、
街道沿いでは、兄貴のダーメや、(どっちが何時の遠征だったか忘れた)
メラピーク・ボード滑走で一緒だったトクティム、
チョーオユー、チョモランマで一緒だったノルブとかに出会い、
まるで同窓会のような街道で、彼らに再会する旅のようでもあります。

ラクパのロッジでは、チョモランマのときのキッチンボーイだった、
グマンが食堂のコックとして働いていました!
なんと、ここでは、エベレスト初登頂の女性、
田部井淳子さんもグループを連れて来ており、久しぶりのご対面となりました。

昨日は、メンバーのうちの一人が誕生日だったので、
みんなでケーキを食べて、歌を歌ってお祝いしました。
まわりの皆さんにもケーキを配ってね!

さて、これからシャンボチェに向かって出発します。
14人のメンバーたちは、すでに先にスタートしてもらいました。
これから私も追いかけます!

ではまた、ナムチェに降りてきたときに更新しますね!
山の写真もそのときに!
ナマステ!


PHOTO:パサンの息子と姪っ子!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっきくなったなぁ… (YU)
2005-11-06 21:17:34
近藤さんへ。

お仕事お疲れ様です。

パサンの息子、大きくなりましたねぇ…。

ちょっと感動っすよ



パサンと父ちゃんに宜しくお伝え下さい。



へばまんち。
返信する
何だか凄い (t-runner)
2005-11-06 21:24:33
無事、ルクラに飛べたようでおめでとさん。

いろんな名前が出てて豪華絢爛ですね。ラクパ・テンジン、パサン・キダー、ナワン・ユンデンetc、名前を見ているだけで興奮してきました。あぁ、参加すればよかった。



ダーメは2002・チョーオユーの時、ミン・バドールは2004チョモランマの時のキッチンボーイです。彼らのおかげでほとんどの日本人隊員は食欲を落とさずに済みました。

サイボーグことグマンも懐かしい!チョーオユー山頂でそうとは知らずに雪庇に向かって歩き出す私のザックを掴み「デインジャー!」と引き戻してくれたっけ。

グマン・グルン!!、2004チョモランマでデポキャンプの食料がなくなっていた時、アンパサンと共に、自分達の食べる分を削って、砂の上にこぼれ落ちた砂糖を一粒ずつ拾うようにして我々に食料とお茶を提供してくれたっけ。チョモランマ遠征に参加して、あの時に自分の中のモードが変化したのをはっきりと憶えています。私は2004年5月14日の夕食と15日の朝食はけっして忘れません。

田部井淳子さんといえばアンデスのブランカ山群で彼女がキャンプを張っている時、手土産も持たず訪問し、お新香やらお菓子やらを食い散らかし日本食をお土産にもらった記憶があります(笑)。

またの更新、楽しみにしてます、ナマステ。

P.S.

写真の子供達、可愛いね!
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