2013年第3号です。104号と同じ日に描きました。連発ですね。調子が上がってくると2枚、3枚同時
平行で描いたりします。
モチーフはロシアの1950年代の労働者の若者。日本もそうだったけど、労働者は昔は惨めなほど
貧しかった。3食もろくに食べられない。風呂もろくに入れない。車もない。服なんでボロボロ。安い
賃金で長時間厳しい労働をして働いていた。そんな中でも「純愛」っていうか、恋物語はあったんです。
「純愛」といったのは愛が純粋だったからです。
当時は暮らしは贅沢できなかった。しかし、お金が無かった分、純粋な愛情をはぐぐむことができたのだ。
今のようにお金を出して、ブランドバックを買ってあげたり、豪華なフルコースの食事に連れて行ったり、
バカ高いダイヤのネックレスなんかあげちゃったりして、彼女のハートをつかもうとする輩が多い。
煩悩だらけの愛よりも貧しくても純粋な愛のほうがいいではないのでしょうか?例えば手紙で「愛してる!」
面と向かって「僕はおまえが好きだ!結婚しよう!」なんて。
そんな若者達の姿を描こうとしたら、こんなTシャツが出来上がりました。まさに「PURE LOVE」なのです。