浅草寺の真横にあリます、アミューズメント・ミュージアムです。
ここではBORO(ボロ=ボロ布)が貴重品であり、貧しい暮らしをせざるを得なかった東北地方の田舎での
暮らし。そもそもBOROは防寒着であったり、普段着であったり、前掛けであったり、どてらのようなもので
あったり、いろいろな用途に使われてきました。それがボロボロになっても、別の布があてがわれ、決して
捨てるようなことはありませんでした。それだけ布は貴重品であったのです。何世代にも渡り、着続けてき
たBOROには家族の一体感や歴史を感じることが出来ます。そんな貴重なBOROたちが展示されています。
特設コーナーには蚕の糸について〇〇工房さんから展示がありました。
何種類かの蚕がいて、〇〇工房さんではクヌギの畑をつくり、その中に蚕を放し飼いにしているそうです。
その蚕は種類によって白・緑・茶の繭を作って入るそうです。緑や茶の繭は希少性があり、なかなか量産
出来ないようです。
左が緑の繭、右が茶の繭とそれぞれの蚕の成虫です。
これは展示物です。右側の白の蚕の繭は10個¥100で売っていましたので記念に買いました。
館内には〇〇工房の気さくなオーナーの方がいらっしゃり、詳しく説明をしていただきました。
私は浅草寺見物のついでにいつも立ち寄っています。面白いですよ。ぜひ、ご覧になって下さい。
館内は写真撮影は可能です。