今日のテレビは、週末ということもあって、1週間の気になる話題を挙げていました。
その中でも特に気になったのが、PASMO。
JR東日本のSuicaのシステムを利用するだけではなく、その活用事例まで含めた応用をしてスタート。好発進のようである。
しかも、さすがは私鉄グループ。もともと、デパートや百貨店経営が主体の鉄道業態だけ合って、ポイントをPASMOに利用可能にしている。
なかなか進んでいる。
まあ、ちょっと残念なのは、Edyとの共同に行かなかったこと。
Felicaという機器の利用では共通なのだろうが、Edyとしての乗り入れもシステムに組み込まれると、プリペイドの非接触型カード事業では、完全にトップになれたと思われる。
まあ、あと一歩詰めが甘いが、Suicaの相互利用だけで、かなり苦戦をしたという事情がうかがい知れる。また、Edy陣営とのJR東日本の抗争が、今もくすぶっているということをも示したのではないだろうか。
もうひとつ言うと、何故、モバイルPASMOが同時に出なかったのかということ。
定期券をモバイルSuicaにして、私鉄を利用する場合は、かならずJRに乗り入れなくてはならないというルールがある。
ここを回避するためにも、モバイルPASMOが必要ではなかったのだろうか。
それとも、システムを構築した以上、SONYへのライセンス契約料もあり、Felicaのカードを有る程度発行しなければならないという事実もあるのかもしれない。
経済、経営事情が絡まると戦略を読めるほどの知識が無いのが残念である。
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