Kikicocoの道草JiのRC機製作雑記

バルサキット機の製作や余暇を気まぐれに雑記しています
製作画像や飛行場風景の他若干の簡単電子回路・生活・などなど

ウレタン塗料青色透け防止

2014年10月30日 | 塗装

識別マーク色の調合の例

識別マークのシールと 同じ色彩で

尾翼の識別塗装を 行いたいので  色調合をします

今回は 青色の調合を行いました


RC用ウレタン塗料の 明るい色系は そのままで塗ると

下地が 透けた様な 色合いを経験された方は 多いと思います

この透けた色合いが 出ない 塗装をしたい場合は

次の 方法で 行えます

また 

下塗りとして 白色を 塗布した場合も 行った方が良い

塗装ムラが出難いです

調合色の1例として ご覧下さい

本調合前に 必ず 微量のテスト調合を必ずして下さい

テスト塗装で色を事前に確認する

これを 怠ると 塗料 廃却と 成りかねません

また 加えるときは 1滴ずつ 色合いを確認して 入れる

(1滴とは 割りばし1本で垂らした1滴を言います 自己計量)

黒色を 微量(数滴程度)加えてから 白で戻す様に調合します

青塗料  30g~100gに  黒色塗料を 1滴程度入れる

入れる量は 1滴の数分の1から調整する

赤色塗料 1滴  (シール色に赤系が含まれている感じなので入れる)

これを基準量として

次に 色戻しを する

白色塗料を 1滴ずつ 入れながら 希望の青色に戻します

(必ず1滴ずつ入れて 色合いを見る)

試塗りをして 乾かし  まだ透ける時は 黒色を 追加する 

赤色は 入れ過ぎると くすんだ色合いになります〔感覚で有無を決める〕

また

もう少し濃い青色〔紺色〕を作る場合は 黒と白の入れ方を逆にします

白を数滴ずつ入れて色合いを決めた後に 黒で色濃さを調整して行きます

明るい青と濃い青〔紺色〕の調合は 各方法で 数滴のテスト調合にて 色合いをご確認下さい

色の出方違いの参考機体例はこちらをご覧下さい

15クラスの低翼試作機1号〔黒⇒白〕と2号画像〔白⇒黒〕が有ります

 

識別色の青色調合(画像は試塗り面を拡大)

付属の識別マークシール

 この色に合わせます

光により 赤系の反射が少し出る 濃い青色です

調合試塗り

塗料そのまま色

 透けた塗装になります

調合開始

 赤色を数滴入れ過ぎで くすんだ青になるNG

黒色と戻し用の白色を 加える量が 要管理です

始めから調合のやり直しです

 黒を数滴多くして 濃い青にしています

少量でる 赤系の反射は 調合出来ませんでした

色でなく シール樹脂材質かも?

シール色と近い感じですが 微妙に違いが・・・・

何とか 妥協範囲です

調合のやり直し やり直しで とんでもない量を廃棄した経験が有ります

最終的に 思うことは 事前テスト調合と色彩経験値になりますね

乾いた時の色合変化も 考慮する必要が有ります

今回は 少し渋い色合いにしています

追記 お勧めの透け防止塗装方法

赤色を塗装する場合は 下地塗装を オレンジ色でしてから 赤色を塗る

青色〔紺色など〕の場合は 薄青色を下地に塗って置き 青色を塗る

作業が重複しますが 簡単な塗装方法です

青色〔紺色〕の塗装は 吹き付けムラが出易いので 重ね塗装の回数を同じにする 

スッキリした色合いなのか 渋い感じの色合いなどで 使い分けが出来ます

必ず 試しテストを行う様にして下さい 乾くと色合いが変化します

若干濃くなります 同じ色の繋ぎ面は 一度に塗ることをお勧めします

注意

色の調合は 基本的に 薄い塗料色側に 濃い塗料色側を 少しずつ入れて行く

再調合しても同じ色調が出ない事が多いので 調合量は 若干多めに作って置きます

必要分のみ 硬化剤を入れて使う  余り分は 硬化剤を入れずに保管する〔後日の修正等で使用出来ます〕



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