主翼のプランク材 結合処理例
今回 主翼をオールプランクで行う為に
プランク材の2mm厚 バルサ板を事前結合して置く必要が有ります
翼巾より 少し大き目の一枚板に結合します
この一枚板を 貼り付け前に表面を板ペーパーで削り綺麗に仕上げて置きます
(貼り付け後では 結合部分の段差や凸凹を 仕上げる事が出来ません)
出来上がったプランク用 バルサ板 4枚
バルサ板の結合方法の一例
バルサ片を使用しての結合方法の例です
(接着するバルサが長くなっても同じ方法)
結合面は 隙間が出来ない様に 板ペーパーを掛ける
〔結合部のスキマを無くす〕
又は 結合部の2枚を重ねて カッターでカットする〔切り口が胴形状に成る〕
両側より 軽く押さえて マスキングテープなどで留める
接着の強いテープは使用しない 剥がすときにバルサ面が荒れます
結合部の 片側全長を マスキングテープ留めをする
〔テープは強く引っ張らない 歪の元になる〕
裏返して 結合面が綺麗に留められている事を確認する
折り返して 結合面を開いて V面にして
そこに接着剤〔瞬間など〕を付ける
(接着剤は 木工ボンドやバルサ用瞬間接着剤など 飛行環境に合わせて選定して下さい)
〔水上機仕様は水性系のボンド等は使わない〕
瞬間接着剤を使用した時は 付けたら素早く平らに戻して 裏にマスキングテープを貼ります
作業は 必ず水平の板面上で行う
〔注意 瞬間接着剤は 一発勝負です 慣れるまで下記の参考方法がお勧め〕
はみ出した 接着剤は即拭いて置く
接着が乾いたらテープを ゆっくり剥がします
急に剥がすとバルサ面を傷める場合が有ります
剥がしたら 表面を板ペーパーで最終仕上げをします
この時 傷や 凹み、バリを 取り去ります
(バルサの小さい当たりの凹み傷は お湯〔80度前後〕を刷毛で塗り乾くと戻る)
但し 切り傷や欠けは戻りません
ペーパーは 240番ぐらいを板に貼って削ります
力を入れなくても 削れます なるべく一方向に削り 最終仕上をする
必ず 水平の作業台上で行って下さい
**** 参考 *****
瞬間接着剤の取り扱いと 結合仕上げ面に 不安が有る方は
結合部の接着面を 削る事が出来る物を使用する
OKさんのスーパーサンダブルボンドを使われると
接着後にペーパー削りで結合面を綺麗に仕上げが出来ます
硬化時間も少し余裕が有り 合わせ部分の修正が出来ます
乾くと 耐水性が有りますので 水上機にも使用出来ます